女優の天海祐希(45)が三谷幸喜作・演出の舞台「おのれナポレオン」(東京芸術劇場、12日まで)に出演中、軽い心筋梗塞の症状が出たため、舞台を降板した。心筋梗塞といえば、メタボなオヤジが予備軍と連想しがちだが、ヤセ型で現役バリバリの売れっ子女優を、なぜ病が襲ったのか。 所属事務所などによると、天海は6日昼公演の終了後に体調不良を訴え、都内の病院で軽度の心筋梗塞と判明。1週間から10日間の安静治療を要すると診断され入院したという。 8日夜の公演と9日昼と夜の公演中止を発表。天海の降板を受け、10日から、宮沢りえ(40)が代役を務める。 一般的に心筋梗塞といえば、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)などで動脈硬化が進み、心臓の血管が詰まることが考えられる。スリムな天海のイメージとはかけ離れているが、専門医はどう見ているのか。 日本大学医学部附属板橋病院循環器内科の平山篤志教授が説明する。