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2013年12月16日のブックマーク (2件)

  • 戦争が人類の歴史を決めた : 池田信夫 blog

    2012年03月12日23:05 カテゴリ 戦争が人類の歴史を決めた ホッブズは自然状態を「万人の万人に対する戦い」と考えたが、ルソーは原始時代には平等で平和に暮らしていた人間が私有財産や国家によって戦争を始めたと考えた。マルクスからレヴィ=ストロースに至る社会科学の主流はルソー的な人間観にもとづいているが、書はこれを否定し、人類は200万年前から戦いを続けてきたという。 最近の考古学的なデータによると、世界のどこでも旧石器時代の死者の15%(男性の25%)前後が殺人によって死亡している。これは人類の顕著な特徴で、糧や雌をめぐる争いはどの動物にもあるが、このように激しい戦いはみられない。しかし戦争を人間の「暴力能」の結果と考えるのは妥当ではない。それは人間が道具を使うようになったことによる合理的行動である。 動物の武器は身体そのものなので、攻撃する側とされる側はほぼ対等だが、人間が

    戦争が人類の歴史を決めた : 池田信夫 blog
    h_nak
    h_nak 2013/12/16
    "特に相手が武器をもっていない場合には、武器をもつ側が確実に勝てる非対称性がある""植民地から奪った富を資本として蓄積することで産業革命が可能になった"
  • アーレントと反ユダヤ主義の起源 : 池田信夫 blog

    2013年12月15日09:42 カテゴリ法/政治 アーレントと反ユダヤ主義の起源 映画「ハンナ・アーレント」が大ヒットしているらしい。岩波ホールは連日満員で、平日の昼間に2時間前に行っても入れなかったという。1月からのアゴラ読書塾でも彼女の『革命について』を読む予定だが、決して読みやすいではない。何がそんなに人気なのだろうか? 公式サイトをみると、元になっているストーリーは『イェルサレムのアイヒマン』らしい。これは彼女がナチスの戦犯裁判について書いたドキュメントで、ナチスを擁護していると解釈されて大問題になったが、思想的には大した話ではない。 彼女が反ユダヤ主義について論じたのは、主著『全体主義の起原』である。絶対王制の時期には、ユダヤ人は祖国をもたないので、いろいろな国の君主に融資する宮廷ユダヤ人として戦争でもうけ、民衆から憎まれたが、国家が彼らを必要としている限り、その身分は安全だ

    アーレントと反ユダヤ主義の起源 : 池田信夫 blog
    h_nak
    h_nak 2013/12/16
    "ユダヤ教とイスラム教以外の文化圏では、世界を征服するという発想はなかった。それが中国や日本が「停滞」した原因である""資本主義は主権国家の軍事力とキリスト教の普遍主義が生み出した特殊西洋的なシステム"