こんにちは。リヨンで55年間、三ツ星を維持していたレストラン〈ポール・ボキューズ〉が星を一つ落とし、二つ星に格付けされた、というのがちょっとしたニュースになりましたね。 編集者の江六前さんが素敵なnoteを書いていました。この降格騒ぎ、2019年に老舗の三ツ星レストラン「オーベルジュ・ド・リル」が二つ星に降格した際から噂されていました。2019年から就任したディレクター、グウェンデル・プレネックさんは「星の評価は一年間与えられるもので生涯ではない」という主旨の話をしておりますが、何十年に一度、こんな風に変化させていくことでミシュランは権威を保ってきたので、このあたりさすがという感じでしょうか。なんとなくマキシムが三つ星を失ったときのことを思い出しました。