今回のお題は、ニコンが2013年3月に発売したデジタル一眼レフカメラ「D7100」だ。APS-C型CMOSセンサーを搭載した「DXフォーマット」の製品ラインでは最上位となる高性能モデルだが、落合カメラマンはオートフォーカスの精度やRAW撮影時の連続撮影性能に期待していたほどの性能を見出せなかった様子。以前と比べ、フルサイズ一眼レフが多くの人に手の届く存在になったいま、高性能APS-C一眼レフが目指すべき方向とは? 私は、「D7000」には心を動かされなかった人間である。「D300」を2台所有し一定期間、仕事で使っていた実績がありながら、ついにD7000の購入には至らなかった。D300と比較して、カメラ部の感触(メカ的な感触=シャッターを切ったときのフィーリング)が今ひとつに思えたのと、画質面で買い換えを急ぎたくなるほどの“進化”が見られなかったことが、D7000に手を出さなかった主な理由だ
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