新年度が始まって半月が過ぎたが、新入社員の退職希望を企業側に伝える「退職代行」サービスに、早くも依頼が殺到している。 退職代行サービス「モームリ」を運営する「アルバトロス」(東京都大田区)によると、多くの企業で入社式が行われた4月1日から依頼が入り始め、18日までに計129人が同社に申し込みを行った。2023年は4月の1カ月間で新卒者の依頼は18人にとどまっており、24年は急増している。 1日だけでも4人から依頼があり、「入社前は身だしなみが自由との説明だったが、髪色が明るいとの理由で入社式に出られなかった」(美容関連、女性)など、事前に聞いた話と違うとの訴えが目立ったという。新卒者全体の主な退職理由では、「業務内容や雰囲気が合わない」(46%)が最も多い。以下、「事前説明と実態の乖離」(20%)、「人間関係やパワハラなど」(14%)、「精神的・肉体的な不調」(9%)と続く。業種別ではサー
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