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ブックマーク / gendai.media (13)

  • 「首席なのに選抜クラスに入れない」...地方から東大を目指す母娘が「首都圏の中高一貫名門校」で体験した「残酷すぎる格差」(斎藤 かよこ ,週刊現代) @gendai_biz

    ある日、小学生の娘が突然「東大を受験したい」と言ってきたら……? 作『たちつて東大』は、漫画家・斎藤かよこさんが、娘の中学受験から大学受験までをサポートしてきた、自身の経験をもとにしたエッセイ漫画だ。 昨今、地方と首都圏の教育・受験格差はますます拡大している。 東京大学が発行した『大学案内2024』によれば、令和5年度に一般選抜で入学した東大生2997人のうち、東京出身者は1008人、関東出身者は1725人に及び、全体の約57%を占める。2009年度以前は、関東出身者は50%未満だったが、2010年度以降からは過半数を占める状況が続いている。 新潟県在住だった斎藤さん親子は、東大受験のため首都圏に住まいを移し、私立中学の受験に臨むことになる。 地方出身者が東大を目指す―――。その苦労の実情を語ってもらった。 前編記事『「“お公立”からいらっしゃったのね」「まるで“札束で殴り合う”ような日

    「首席なのに選抜クラスに入れない」...地方から東大を目指す母娘が「首都圏の中高一貫名門校」で体験した「残酷すぎる格差」(斎藤 かよこ ,週刊現代) @gendai_biz
  • 「アベノミクスの手仕舞い」に財務省が動き出した…そのキーマン「ミスターJGB」とは何者か?(週刊現代) @gendai_biz

    「異次元緩和」がついに終わる 安倍晋三元首相が銃撃に倒れ、日銀の黒田東彦総裁の任期満了も来春に迫る中、財務省は「アベクロ時代」の終焉に伴う「異次元緩和策」の手仕舞いへの備えを急いでいる。 国の借金が国内総生産(GDP)の2倍に膨らむ中、日銀が緩和縮小に動けば、長期金利が上がって国債の利払い費が急膨張しかねないからだ。 今春以降、インフレ圧力の高まりを受けて米連邦準備理事会(FRB)が急速な金融引き締めに乗り出した一方、黒田日銀が物価上昇率目標2%を達成できていないことを理由に異次元緩和を堅持してきたことから、日米金利差拡大を背景に円安・ドル高が急速に進んだ。 賃上げが進まない中、エネルギーや原材料、品などの輸入価格上昇を増幅する円安は、世論の間で「悪い円安」と懸念を広げた。 財務省にとっては国富の海外流出に伴う経常収支の赤字拡大も悩ましい問題で、放置すれば「日売り」につながりかねないリ

    「アベノミクスの手仕舞い」に財務省が動き出した…そのキーマン「ミスターJGB」とは何者か?(週刊現代) @gendai_biz
  • 「津山三十人殺し」の生き残りが語った、大量殺人鬼・都井睦雄の素顔(石川 清) @gendai_biz

    今から86年前の1938年5月21日未明、中国地方の山間部にある貝尾集落で悲劇が起こった。性的な関係を持った村の女性たちなどから馬鹿にされて恨みを抱えていた都井睦雄(とい むつお・22)は、斧や猟銃、日刀で武装し、次々と村人を襲った。すでに3つの世帯を襲撃し10人以上の村人を惨殺した睦雄が、次の家へと迫る…。昨年10月16日の記事を再掲する。 凶行の前半に迫った前編記事はこちら→史上最悪の大量殺人「津山三十人殺し」猟銃と日刀で村人を襲った男の真実 生き残った女性が語る、睦雄の姿 4軒目に睦雄が襲撃したのは寺井政一家だ。娘の寺井ゆり子(22)は睦雄の同級生で、彼が心から愛した女性とも言われている。しかし、遠方の男性に嫁ぎ村を出ていた。ただ犯行の直前にゆり子は里帰りしており、それが犯行のきっかけになったと言われる。睦雄はゆり子を恨んでいた。 睦雄はゆり子宅に侵入すると、ゆり子の父・政一(6

    「津山三十人殺し」の生き残りが語った、大量殺人鬼・都井睦雄の素顔(石川 清) @gendai_biz
  • トランプよ、さらば…! 日本人は知らない「米議会占拠の真実」と「トランプの最期」(橋爪 大三郎) @moneygendai

    ケネディ暗殺を上回る「アメリカ民主主義の汚点」 2021年1月6日、アメリカの民主主義はすんでに破滅するところだった。ケネディ大統領暗殺を上回る汚点として、歴史に刻まれるに違いない。 前日1月5日(火)、ジョージア州の上院補選で、共和党の議席だった2議席を両方とも、民主党が獲得した。まれにみる激戦で、開票98%になっても当確が出なかったほどだ。これで上院は50対50。賛否同数の場合は、上院議長のカマラ・ハリス副大統領が決する。上院は民主党が支配することになった。 明くる1月6日(水)は、議会で、大統領選挙の結果を確定する日だった。1月20日の大統領就任式の前の、最後の手続きだ。各州の選挙人の投票結果を、州ごとに確認していく。 「選挙は不正だ」「当選が盗まれた」「議会は選挙結果をくつがえすべきだ」と主張するトランプ大統領は、上院議長を務めるペンス副大統領が職権で、結果をひっくり返すよう圧力を

    トランプよ、さらば…! 日本人は知らない「米議会占拠の真実」と「トランプの最期」(橋爪 大三郎) @moneygendai
  • 「上級国民」大批判のウラで、池袋暴走事故の「加害者家族」に起きていたこと(阿部 恭子) @gendai_biz

    「上級国民」大批判のウラで、池袋暴走事故の「加害者家族」に起きていたこと 家族は「逮捕してもらいたかった」と話す 加害者家族の人生も激変 10月8日、東京地裁。2019年4月19日、東京・東池袋で当時87歳の被告人が運転していた車が暴走し、2名が死亡、9名が負傷する大惨事となった「池袋暴走事故」の初公判が開かれた。 「はじめに、今回の事故により奥様とお嬢様をなくされた松永様とご親族の皆様に心からお詫び申し上げます。最愛のお二人を突然失った悲しみとご心痛を思うと言葉もございません。また、お怪我をされ苦しまれた方々とご親族の皆様にも深くお詫び申し上げます。起訴状の内容については、アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶しており、暴走したのは車に何らかの異常が生じたため暴走したと思っております。ただ暴走を止められなかったことは悔やまれ、大変申し訳なく思っております」 被告人は罪状認否でこのよう

    「上級国民」大批判のウラで、池袋暴走事故の「加害者家族」に起きていたこと(阿部 恭子) @gendai_biz
  • コロナ危機のウラで、中国・習近平が「ヤバすぎる計画」を進めていた…!(橋爪 大三郎) @moneygendai

    新型コロナウイルスの感染後遺症が中国経済を直撃している――。中国の2020年1-3月期のGDPは「初のマイナス」に大きく沈みこみ、中国経済の急落下ぶりが明らかになってきたのだ。 そんなコロナ危機の衝撃が走るウラで、いま中国では習近平国家主席がみずからの権力維持のための「ある企て」を進めていることをご存じだろうか。習近平の計画がこのまま進めば、世界にとって新型コロナウイルス以上に警戒を要する事態にすらなりかねない――そう警告する社会学者・橋爪大三郎氏による緊急レポート! 習近平が「死ぬまで権力の座に」…!? 習近平とプーチン。両大国のリーダーが、このところますます、独裁の傾向を強めている。果たしてこれは、あの忌まわしい全体主義の再来なのだろうか。その権力の正体を、見すえてみよう。 習近平は、二期10年で交替するというこれまでのルールに従わず、後継者を選ばなかった。来なら、2017年の全国代

    コロナ危機のウラで、中国・習近平が「ヤバすぎる計画」を進めていた…!(橋爪 大三郎) @moneygendai
  • 「新聞はデマだらけ」言説は、80年代保守論壇ですでに大流行だった(藤田 直哉) @gendai_biz

    1984年の『諸君!』を読む 「デマだ」という主張そのものが「デマ」であるケースを、現在ではよく見かける。 このようなデマのうち、一番ネット上で多く見かけるのは「朝日新聞はデマ新聞」のような意見だろう。左派・リベラルだと思われたメディアがネガティヴな報道を行うと「デマ」「捏造」と決めつける人々がたくさん現れるのは、日々のネット上の当たり前の風景になっている。 たとえば森友学園問題のときに、「朝日新聞はデマ新聞」だと主張し、捏造だと主張し続けている人々がたくさんいたことは記憶に新しいだろう。 その中に、普段放射性物質に関するデマを糾弾している科学者も含まれているのを見て、暗澹たる思いに囚われたことをよく覚えている。後に朝日新聞が様々な証拠を公表し、調査が進んでいくにつれて、それがデマではなかったことが明らかになっていると思う(嘘をつき書類を捏造していたのは、財務省などの側であった)。 これは

    「新聞はデマだらけ」言説は、80年代保守論壇ですでに大流行だった(藤田 直哉) @gendai_biz
  • 日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか? 育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日だけ? 子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。 育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、

    日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 森友文書に登場した自民党・杉田水脈議員の「本音トーク」を実況中継(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    「待機児童」に関するツイートが炎上したのも記憶に新しい、自民党の若手女性議員。何かと話題を振りまく彼女の肉声を聞きに、講演会へ足を運んでみたら…。 「慰安婦問題」に注力してきた 〈みなさん知ってますかね、#Me Too運動っていうのがあるんですよ。Me tooってのは『私も』っていうことなんですが、これセクハラの運動なんですね。 『私は実はこんなセクハラにあったことがあるんです』と誰か一人の女性が告白するとですね、『私も!』『私も!』ってハッシュタグ付けてでてきて、ツイッターとかでばーっと自分の経験談を女性が語るんですね。 これはヨーロッパでばーっと出てきて、まあ主に女優さんたちがですね、実は20年前にですね、こんな役あげるから、そういう関係もってくれと監督やプロデューサーたちに言われたとか。 そこで往年の名女優のカトリーヌ・ドヌーブさんがですね、『あなたたち、それおかしいでしょう』と。『

    森友文書に登場した自民党・杉田水脈議員の「本音トーク」を実況中継(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • 北朝鮮危機回避の最後の外交手段?「核シェアリング」とは何か(髙橋 洋一) @gendai_biz

    核シェアリングとはなにか 北朝鮮情勢を巡る緊張が続いている。 先週のコラムでは、左派の人がJアラートを揶揄することについて、現行の国民保護法から的外れであることを指摘した(「あまりに幼稚な左派の「北朝鮮核容認論」これでは日が滅びる」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52782)。また、左派の「北朝鮮核容認論」は、核拡散防止条約(NPT)から国際常識に反することも指摘した。 なにより国連決議を無視してきた北朝鮮の核を認めることはできない。そんなことをしたら、無法者の言うことがまかり通る世界になって、日は永遠に北朝鮮の脅しに屈服せざるをえなくなる。そこで、日としては「核保有する」とは言えないから、「非核三原則の見直し」に言及すべきだと書いた。それこそが、北朝鮮に対する最大のプレッシャーになるだろうからだ。 今回は、「非核三原則の見直し」の後に来るも

    北朝鮮危機回避の最後の外交手段?「核シェアリング」とは何か(髙橋 洋一) @gendai_biz
  • 子どもが大人を信じきることができない、虐待保護の「苦しい現実」(森山 誉恵) @gendai_biz

    保護された子どもたちのその後 子どもの保護までの過程を認識している方は多く見られますが、保護後の奥の奥まで知っているという方は決して多くないというのが実状です。 「保護を受ける=虐待対策終了」ではなく、子どもたちにはその先のステップがあるということを忘れてはいけません。すでに保護を受けている子どもは4万7000人にも上ると言われていますが、保護後はどのような実態となっているのでしょうか。 虐待が判明した後、親子分離を行わなくてはいけないほど深刻な場合には、児童養護施設や里親のもとで育つことになると、前回の記事(「急増する児童虐待の『深刻な実態』」)でお伝えしました。 また、日では里親の数はまだ少なく、児童養護施設などの施設に暮らす子どもたちの方が圧倒的に多いことも特徴として挙げました。 ちなみに、日韓国以外のほとんどの国では、施設で暮らすケースよりも、里親などの家庭で暮らす子どもたち

    子どもが大人を信じきることができない、虐待保護の「苦しい現実」(森山 誉恵) @gendai_biz
  • 人間を食べて生き延びた…難民に冷たい日本が忘れている私たちの歴史(畑中 章宏) @gendai_biz

    難民・移民に冷淡な国と国民 日政府に提出される難民申請者数は、5年ほど前から毎年ほぼ倍増している。昨年2016年(平成28)の難民申請は1万901件にものぼった。しかし申請を受け入れた者の割合は平均1%以下にとどまっているのだ。 昨年2月に実施された「産経・FNN世論調査」によると、「日が移民や難民を大規模に受け入れること」に対して70%近い日人が反対し、賛成は20%にすぎない。 ヨーロッパ諸国では、戦禍を逃れてきた在留外国人というだけで難民の地位が認められる。しかし日では申請者に、「政治的意見を理由に、迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有すること」といった要件の証明を、厳格に求めている。 西欧の国々の大半は他国からの移住によって建設された。日が単一民族国家であることも神話である。それにもかかわらず、国家も国民も他の国から移り住むことを希望する人にきわめて冷淡だ

    人間を食べて生き延びた…難民に冷たい日本が忘れている私たちの歴史(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 効果のない対貧困政策を顧みない残念な世界に終止符は打てるか(峯 陽一) @gendai_biz

    多くの政策は「思い込み」で実行される いま世界で最も注目される開発経済学者の一人であるエステル・デュフロ氏は、MIT(マサチューセッツ工科大学)のチームの仲間たちと一緒に、ランダム化比較実験(RCT)を世界各地で実践している。 前回は、日語訳が出た『貧困と闘う知-教育、医療、金融、ガバナンス』を素材として、政策研究に「革命」をもたらしたRCTという手法の概略を紹介した(参照「ピケティと並ぶスター経済学者が政策研究にもたらした『ある革命』」)。 RCTの基はシンプルである。 特定の政策の対象になるグループと対象にならないグループをランダムに分けて、政策の効果を客観的に計測するのだ。 たとえば、子供を予防接種会場に連れてきた親に、1キロのレンズ豆(インドでは主の一部)というささやかな報償を与えることにする。 さて、接種率はどのくらい向上するだろうか。 調査協力者をランダムに選び、一方のグ

    効果のない対貧困政策を顧みない残念な世界に終止符は打てるか(峯 陽一) @gendai_biz
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