中国人民解放軍の劉洋(リウ・ヤン)少佐(33)は一躍、時の人になった。6月16日に中国初の女性宇宙飛行士として地球を飛び出したのだから当然だろう。彼女が訓練を始めたのはわずか2年前だが、今やメディアは北京オリンピック以来の熱心さで劉の動きを追っている。 「既婚で料理がうまい」「弁論大会で優勝したことがある」などといった劉のプロフィールに、中国の人々は興味津々。学校の英語の授業で級友の前に立つ彼女の映像はネット上を駆け巡っている。 情報統制がまだ厳しかった03年に、中国初の有人宇宙船飛行士として楊利偉(ヤン・リーウェイ)が飛び立った時代を思えば隔世の感がある。劉らを乗せた宇宙船が発射されたゴビ砂漠の施設には国内外250以上のメディアが押し寄せた。 宇宙計画の関係者は熱狂ぶりを歓迎しているようだ。劉は国民の希望の星としても「必要な人」なのだ。少し前まで中国の宇宙専門家に広報活動は無縁だった。だ
【ワシントン=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)は19日、火星に着陸した無人探査車「キュリオシティ」から握り拳大の石(直径約7・5センチ)にレーザーを10秒間照射、石から出てくる光の色を観察することに成功した。 今後、データを詳しく分析し、石に含まれている成分を調べる。 レーザー組成分析技術が地球以外の惑星で使われるのは今回が初めて。分析を担当しているフランス惑星宇宙物理学研究所の研究者は、「得られたデータは、地球でテストをした時よりもノイズが少なくて驚いた」と話している。この石は着陸地点から約3メートルの場所にある。
萩尾望都が、客員教授を務める女子美術大学アート・デザイン表現学科の特別公開講座「宇宙・人間・アート」に登場。9月10日に「萩尾望都 SF漫画の世界」という講演を行う。 「宇宙・人間・アート」は、アートの活動を宇宙の視点から捉えてみることを目的とした講座。事前申し込みは不要で、当日正門受付で手続きが行われる。定員は50名。定員を超えた場合は、サテライト会場での聴講が可能だ。 公開授業「萩尾望都 SF漫画の世界」 日時:2012年9月10日(月)16:20~17:50 場所:女子美術大学杉並校舎 7号館7201教室 入場:無料 8/23追記:記事初出時より受講方法が変更になり、メールによる事前申し込みが必要となりました。応募の詳細は公式サイト(http://www.joshibi.ac.jp/news/918)を参照ください。
画像の左下に流れるペルセウス座流星群。撮影機材:ニコン D4 レンズ:シグマ 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF 設定:焦点距離:20mm、絞り2.0、シャッター速度15秒、ISO感度1600 真夏の祭典“コミックマーケット”レポートはお楽しみにいただけただろうか? 実はコミケ最終日の8月12日には、三大流星群の1つで、夏の天体観測の定番イベント“ペルセウス座流星群”がもっとも活発に活動する極大を迎えたのだ。 天体観測を趣味としている筆者はコミケの取材を普段より少しだけ早め(15時くらい)、この天体ショーを撮影するべく、カメラの装備をコミケから流星撮影用にチェンジして、車を東へと走らせた。 当初の予定では、北東の方角が開けている八ヶ岳周辺で撮影を行なおうと思っていたのだが、周辺の天気はあいにくのくもりの予報。Yahoo!JAPANの星空指数も10と期待値は低めという
議題(予定) (1)衛星・科学業務委員会(第3回)議事概要について (2)ITU-R SG4関連会合(2012年5月)の報告書(案)について (3)ITU-R SG4関連会合及びSG4会合(2012年9月)への日本寄与文書(案)について (4)ITU-R SG4関連会合及びSG4会合(2012年9月)の外国等寄与文書の審議表(案)について (5)ITU-R SG4関連会合及びSG4会合(2012年9月)の対処方針(案)について (6)ITU-R SG7会合(2012年5月)の報告書(案)について (7)ITU-R SG7関連会合及びSG7会合(2012年9月)への日本寄与文書(案)について (8)ITU-R SG7関連会合及びSG7会合(2012年9月)の外国等寄与文書の審議表(案)について (9)ITU-R SG7関連会合及びSG7会合(2012年9月)の対処方針(案)について (10)
ガス天体:新たな「水メーザー」か 県内の高校生、発見の可能性 国立天文台水沢観測所「確認し専門的に報告を」 /岩手 国立一関高専など県内の高校生が、奥州市水沢区の国立天文台水沢VLBI観測所にある電波望遠鏡を使って、水分でできたガス天体「水メーザー」を発見した可能性が高いことがわかった。同観測所でも「新たな水メーザーの可能性が高く、きちんと確認し専門的に報告したい」としている。 水メーザーは、恒星が誕生するか消滅するときに放出される水分でできたガス天体で、水の分子が出す電波を観測することで位置がわかる。銀河系の立体図作りに役立つほか、星の最後がどうなるかの研究にもつながる。これまでに500個ほどが見つかっている。 同観測所が主催した天体観測事業「Z星研究調査隊」(今月7〜9日)に参加した国立一関高専1年の沓沢拓さん(16)ら7人の高校生は、二つのグループに分かれて観測。このうちの1グループ
【2012年8月21日 アストロアーツ】 8月中旬の夜は相次いで天文現象が見られ、明け方の惑星や流れ星に注目が集まった。話題の天体ショー、あなたはいくつ見られましたか? 月と木星が大接近。クリックで詳細ページへ(撮影:前原圭一さん) ペルセウス座流星群と流星痕。クリックで詳細ページへ(撮影:fuwariさん) 金星食 潜入及び出現の経過。クリックで詳細ページへ(撮影:もくせいさん) 夜明けの月と水星。クリックで詳細ページへ(撮影:miyo_Cさん) 火星+土星+スピカで作る2012年「夏の正三角」。クリックで詳細ページへ(撮影:フィガロさん) 8月中旬は、金星食やペルセウス座流星群など注目の天体ショーが目白押しだった。特に11日深夜から16日未明にかけては5夜連続で何らかの「天文現象」が見られるということで、多くの天文ファンはお盆休みをいいことに、またオリンピック観戦のついでに夜更かしして
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
'12年8月1日から5日まで、第4回宇宙エレベーター技術競技会“JSETEC2012(4th Japan Space Elevator Technical & Engineering Competition)”が静岡県富士宮市富士裾野で開催された。 宇宙エレベーターは、建造物としての“宇宙エレベーター本体”(カーボンナノチューブを用いた“テザー”と呼ばれるケーブル&地上や静止軌道上のステーション)と、その上を移動する“昇降機”(クライマー)の2つで構成される。 JSETECは地上でクライマーの“ひな型”を制作し、空中につりさげたケーブルを移動する性能をテストする、競技会形式の実証実験だ。ループ状のケーブルを巻きとることで、人や荷物を運ぶ“ケージ”を移動させる既存のエレベーターとは考え方が異なり、宇宙エレベーターではクライマーが自力でテザー上を昇り降りする。 地上に近い対流圏では、大気の影響
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたタランチュラ星雲にある二つの星団(点線の円内)。二つは衝突しようとしているとみられている=米航空宇宙局など提供ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたタランチュラ星雲にある二つの星団。二つは衝突しようとしているとみられている=米航空宇宙局など提供 米航空宇宙局(NASA)は、衝突しつつあるとみられる二つの星団をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた写真を公開した。二つはもともと一つの星団と考えられてきたが、星の年齢に100万年も違いがあることや、本来は球状と考えられる星団の形がゆがんでいることから、衝突の初期段階にある二つの星団と判断した。 二つの星団は、銀河系に近い小銀河・大マゼラン雲の中のタランチュラ星雲にあり、地球から17万光年離れている。NASAは「宇宙ができたばかりのころに、どのように星団が形成されたかを考える材料になる」としている。 恒星と恒星は十分離れているため、
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