6月13日、欧州警察機関(ユーロポール)は、欧州に流れる犯罪資金の出所の多くはロシアや中国で、バルト3国がマネーロンダリング(資金洗浄)の場として使われることが多いとの見方を示した。写真はハーグにあるユーロポール本部。提供写真(2019年 ロイター/Europol) [ハーグ 13日 ロイター] - 欧州警察機関(ユーロポール)は13日、欧州に流れる犯罪資金の出所の多くはロシアや中国で、バルト3国がマネーロンダリング(資金洗浄)の場として使われることが多いとの見方を示した。 ユーロポールでマネーロンダリング取り締まりを担当するペドロ・フェリシオ氏は、ソビエト連邦の支配下にあった歴史を持つラトビア、リトアニア、エストニアのバルト3国の一部の金融機関がマネーロンダリングに対して非常にぜい弱だとし、特にロシアからの不正資金の影響を受けやすいとの見方を示した。
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