日本が、輸出管理の優遇対象国から韓国の除外を決定し、韓国が対抗措置を発表する中、両国にアメリカも加えた3か国の外相がタイで会談しました。アメリカが、両国に関係改善を促したものの日韓両国は、それぞれの立場を述べるにとどまり、具体的な歩み寄りはありませんでした。 この中で、ポンペイオ国務長官は日韓双方に対して、「日韓両国が協力して前に進むことを促したい」と述べ、関係改善を図るよう促しました。ただ、具体的な関係改善策については言及はなかったということです。 一方、韓国の優遇対象国からの除外について、カン外相が、強い遺憾の意を伝え、速やかに撤回するよう求めたのに対し、河野大臣は、今回の決定は安全保障上、必要な輸出管理の見直しだと、日本の立場を重ねて説明しました。 そして、河野大臣は、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、韓国側が、国際法違反の状況を作り出していることが関係悪化の最大の原因だとして、
![日米韓外相会談終わる 具体的な歩み寄りなし | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/393593355495376b6e9bfce6b85abf7590edef81/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190802%2FK10012019711_1908021918_1908021927_01_02.jpg)