ウクライナ情勢について話し合うために各国の国連大使らが集まった安全保障理事会=米ニューヨークの国連本部で2022年2月21日、隅俊之撮影 ウクライナ危機をめぐり、国連安全保障理事会(15カ国)は23日、ロシアが独自に提出した人道状況に関する決議案を採決にかけたが、賛成はロシアと中国だけで否決された。米国など残り13カ国は棄権した。安保理決議の採択には、9カ国以上の賛成と常任理事国が拒否権を行使しないことが条件になる。 ロシア案は人道危機に対するロシアの責任には触れておらず、欧米などは当初から賛成しない考えを示していた。英国のウッドワード国連大使は「ロシアの侵攻が人道的危機を引き起こしていることに疑いの余地はない。人道的惨事の唯一の原因はロシアだと認めない決議には、安…
![安保理、ウクライナ人道危機巡る露の決議案を否決 中国は賛成 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d1b8a74b21e09a8c18e595f663b583587086731/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F03%2F24%2F20220324k0000m030097000p%2F0c10.jpg%3F1)