2004年に日本テレビの製作により映画化され、東宝配給により2005年1月15日に公開された日本映画。 脚本は中園ミホと源孝志、監督は本作が初の劇場用作品となる『失われた約束』の源孝志。本作で映画監督としてデビューを果たしている。撮影を『7月7日、晴れ』の袴一喜が担当している。 本作の主題歌を担当した山下達郎は、原作・映画台本を読みこみ、完成フィルムをチェックした上で曲制作に臨んだが、映画の結末が原作小説と異なるハッピーエンドである事に違和感を覚え、異議を唱えたくなり、不倫関係にある男女が常に心に抱えている「死のメタファー(隠喩・暗喩)」についての歌にしたとのこと(ベストアルバム『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』解説文)。 映画ではそのまま採用されたが、この曲のPVの監督を担当した丹下紘希はこの曲の真の意味を見抜いていたという。 キャスト[編集] 浅野詩史(中