https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410933224 これは、「そもそも何でこんなことが出てきたのか?」というところから始めないとよくわかりません。 数学の証明問題では、ずっと証明していくとどこかで、当たり前すぎて証明できないようなところに当たってしまうことがあります。 パスカルは「誰もが当たり前だと思う”真”であること」を公理としました。 「証明問題は、この公理から始めるべきで、公理自身は証明できない」としました。 ところが、数学が発展してくると、負の数や虚数などが出てきました。こうなると「誰もが当たり前だと思う”真”であること」というのが非常に怪しくなってきました。 そこで、20世紀初頭にヒルベルトなどの学者が、「公理というのは単なる基本ルールである。それが現実的かどうかは関係ない。」 としました。いく