甘味、酸味、塩味、苦味、うま味に続く「第6の味覚」を、米パデュー大学の研究チームが発見し、学術誌Chemical Sensesに論文(Oleogustus: The Unique Taste of Fat)が掲載されています。 大学の発表によると、同大学の研究チームは「脂味(Oleogustus)」を第6の味覚として提唱。研究では102人のサンプルに対し、脂肪酸を含む液体と含まない液体を与えて区別させたところ、ほとんどの人が脂肪酸が入っている方をはっきりと区別することができたそうです。 米パデュー大のニュースリリース 従来の研究では、脂は「味覚刺激物」ではなく、あくまで食感(脂っこさ)に影響を与えているだけ――という見方が有力でした。しかしこの実験により、脂(脂肪酸)にはただ食感を変化させるだけでなく、苦味や酸味、うま味などとも違う、独特の味覚を引き起こす要素があることが証明された形となり
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