Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は1月26日、記者会見を行い、火星で身動きが取れなくなった、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(MER)の「スピリット」について、脱出を断念し、静止観測点としての活動を続けると発表した。 スピリットは昨年5月に「トロイ(Troy)」と呼ばれる場所を通過する際、車輪が柔らかい土に埋まり、身動きが取れなくなってしまった。運用チームは約半年間にわたってシミュレーションを行い、昨年11月から本格的な救出作業を開始したが、脱出までには至らなかった。 「スピリットはまだ死んでいません。これから新たなミッションに入る所です。昨年、我々は救出作業がうまくいかないかもしれないと言ったが、ここがスピリットの永眠の地となるでしょう」 スピリットの現状について、NASA火星探査計画ディレクターのダグ・マッキション(Doug McCuistio
【ワシントン=勝田敏彦】米紙オーランド・センチネル(電子版)は27日、オバマ政権がアポロ計画以来の月有人探査計画を打ち切る方針、と報じた。国際宇宙ステーション(ISS)の運用は5年間延長して2020年までとする。オバマ大統領が2月1日に発表する11年度予算教書の骨格に盛り込まれる見通しだ。 月有人探査計画は「コンステレーション計画」と呼ばれ、04年にブッシュ前大統領が発表した新宇宙戦略に基づき、航空宇宙局(NASA)が進めている。 しかし報道によると、予算教書には計画の主力となる有人ロケット「アレス1」や月着陸船、月面基地などに対する予算は含まれず、オバマ政権は、NASAの軸足を温室効果ガス測定など気候変動観測などに移す方針だ。 ISSの運用延長は、実験棟「きぼう」を昨年完成させたばかりの日本にとっては望ましいことだが、米国が月有人探査を断念すると、宇宙基本計画で月探査を柱に据えた日
私は1998年12月に個人サイトを始めたので、途中閉鎖していたことはあったものの、開始からは11年を過ぎました。自分の経験から、個人サイトを長く運営するにはこうしたらいいんじゃないかなーと思うことを書いてみます。私は個人サイトについては、大人気になることよりも細く長く、人生の記録として続けることをよしとしていて、今まで自分がやったように運営してきてよかったなあと思っています。正体を隠して煽りに煽ってはてブを稼ぐようなサイトは想定していません。 1)技術的に可能なら、ドメインを取って、レンタルサーバを借りて、多くの人が使っているオープンソースのブログツールを入れるのがオススメ 技術的な話から始めます。現在、個人サイトを始めるなら、まず考えるのはブログツール(レンタルサービスを含む)を使うことかなと思います。ブログツールはいちいちHTMLを組まなくともよく、permalink、カテゴリ機能、R
ロケットの相次ぐ打ち上げ失敗など、2000年前後の日本の宇宙開発は実に厳しい状況が続いていました。ところが一転、ここ5年間は連戦連勝の成果を収めています。その背景には一体何が隠されているのでしょうか。 好調な日本の宇宙開発 最近、日本の宇宙開発が好調です。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、昨年、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の建設を完成させました。若田光一宇宙飛行士に続いて、現在、野口聡一宇宙飛行士がISSに長期滞在しています。また、H-IIAロケットやその能力増強型ロケットであるH-IIB試験機1号機の打ち上げも連続して成功し、それらによって打ち上げられた月周回衛星「かぐや」や温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機も成果を上げ、世界各国から高い評価を受けています。 例えば、いぶきは地球温暖化の要因となる二酸化炭素やメタンガス
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