今月23日に予定されている打ち上げを前に、日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんがロシアとアメリカの宇宙飛行士とともに会見し「準備万端整ったので、あとは成果を出すしかない」と国際宇宙ステーションでの長期滞在に向けて抱負を述べました。 「ソユーズ」の打ち上げは、同じタイプのロケットを使った無人宇宙船の打ち上げ失敗を受けて、2か月近く延期されましたが、油井さんは「2か月延びたが、有意義に使わせていただいてよかった。さらにトレーニングできて準備も万端に整ったので、あとは成果を出すしかない」と抱負を述べました。またロシア語でも質問に答え、ロシアのロケットで起きたトラブルについては「すぐれた専門家が安全の確認と点検を繰り返してきたので、次の打ち上げはもっとも安全だ」と述べ、不安はないと強調しました。 油井さんらは10日に、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に移動し、「ソユーズ」船内の機器の確認
日時 2015年7月9日(木)13時30分~ 登壇者 JAXA宇宙科学研究所「あかつき」プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 中村正人(なかむら・まさと):宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 教授 中継録画 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道再投入に向けての記者説明会 | ファン!ファン!JAXA! (http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/detail/5016.html) ※03:17くらいに始まります 【放送予定】7月9日(木) 13:30~ 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道再投入に向けての記者説明会 | NVS-ネコビデオ ビジュアル ソリューションズ- (http://blog.nvs-live.com/?eid=308) ※06:10くらいに始まります 前回会見 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道再投入及び観測計画に関する記者説明会 - ただいま村
6月30日、準惑星ケレスを探査中の探査機「ドーン」に異常が発生し、同日実施予定だった軌道変更が延期となった。現在、探査機は正常に動作しており、軌道変更に遅れが生じても探査自体に大きな影響はないとのことだ。 【2015年7月8日 NASA】 6月30日、準惑星ケレスを周回探査中の「ドーン」が高度4400kmの軌道からさらに低軌道へとらせん状に高度を下げ始めた際に、ソフトウェアが異常を検出したためセーフモードへと移行した。 ケレス到着時のドーンの想像図(提供:NASA) その後、7月1日と2日に地上から探査機を通常稼動に戻すための設定変更が行われ、ドーンは通常の運用モードに戻り安定して正常稼動している。姿勢制御システムの異常だったとみられており、原因究明が完了し飛行計画が更新されるまでは現在の軌道に留まる。 ドーンのイオン推進システムの汎用性が高く、ケレス探査計画に厳しい制約がないため、軌道変
探査機ニューホライズンズの冥王星最接近まで残すところあと5日、距離は1000万kmを切った。撮影データから作られた冥王星の地図にはクジラやドーナツのような模様が、また7日に撮影されたばかりの画像にはハートのような明るい模様が見えている。 【2015年7月9日 NASA (1)/(2)】 冥王星の地図は6月27日から7月3日に「ニューホライズンズ」が撮影したデータから作られており、様々な大きさや形をした明暗の模様がよくわかる。 冥王星の地図。左右端が子午線、上端が北極で上下中央が赤道(南緯20度付近より南はデータがない)。望遠撮像装置「LORRI」による白黒の観測データと可視光・赤外線撮像装置「Ralph」によるカラーデータを合成。クリックで拡大(提供:NASA/JHUAPL/SWRI、以下同) 赤道に沿って東西に長く伸びた暗い領域は、その形から「クジラ(whale)」と非公式に呼ばれている
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Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月9日、今年12月に金星周回軌道への投入に再挑戦する金星探査機「あかつき」について、軌道投入に向けて、今月下旬に計3回の軌道修正を実施すると発表した。 「あかつき」は現在、太陽のまわりを回る軌道に乗っており、今年12月7日に金星周回軌道に入ることを目指している。しかし現在の軌道のままでは、再投入後の近金点(軌道上で最も金星に近づく点)が、太陽の重力摂動の減速効果によって下がり、金星へ落下するリスクがある。そこで、これを回避し、また再投入後の観測に有利な軌道に修正するために、7月17日から31日にかけて合計3回の軌道修正が行われることになった。 「あかつき」はこれまでに3回の軌道修正制御を実施しており、今回で4回目となる。これまでは、壊れたと思われる主推進エンジンがある側(ボトム側)に装備されている姿勢制御用エンジン4
Image credit: NASA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月8日、金井宣茂(かない・のりしげ)宇宙飛行士を、海底にある施設で国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在に必要な能力を訓練する、「NASA極限環境ミッション運用(NEEMO)訓練」に参加させると発表した。 実施期間は7月20日から8月2日の14日間で、米フロリダ州のタバナー沖にある、フロリダ国際大学の海底実験室「アクエリアス」で行われる。 訓練には金井飛行士のほか、欧州宇宙機関(ESA)のルカ・パルミターノ宇宙飛行士と、米航空宇宙局(NASA)のセレナ・アノン宇宙飛行士も参加する。このうちパルミターノ飛行士が、指揮官となるコマンダーを務める。なお、参加するのは宇宙飛行士(アストロノート)だが、この訓練に限っては「アクアノート」(Aquanaut)と呼ばれる。 NEEMO(「ニーモ」と発音する)訓練は、海底に設置され
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