国際宇宙ステーション(ISS)参加機関は、2020年11月上旬から中旬以降として進めることとしていた野口宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)の打上げに関し、以下の日時に向けて準備を進めることについて合意しました。
国際宇宙ステーション(ISS)参加機関は、2020年11月上旬から中旬以降として進めることとしていた野口宇宙飛行士が搭乗するクルードラゴン宇宙船(Crew-1)の打上げに関し、以下の日時に向けて準備を進めることについて合意しました。
NASA=アメリカ航空宇宙局は月面の、太陽の光があたる部分に水が存在することを初めて確認したと発表しました。 NASAは26日、飛行機に搭載された望遠鏡、「SOFIA」=成層圏赤外線天文台で月を観測し、太陽光のあたる部分にも水があることを初めて確認したと発表しました。 水の存在が確認されたのは月の南半球の、地球から見える側にある「クラビウス・クレーター」で、分析の結果、月の土壌1立方メートル当たり350ミリリットル程度の水が含まれていると考えられるということです。 月には太陽の光があたらない南極などに水が存在することは探査機の観測などですでに知られていました。研究チームは「大気のない月では太陽光があたると水は蒸発して宇宙空間に失われてしまうはずなので、水を作り出したり、とらえて逃さないようにしたりする何らかの仕組みがあるとみられる」として、小さな隕石(いんせき)の衝突で水がもたらされたり、
地球近傍小惑星「ベンヌ」の地表でサンプルを採取する無人探査機「オシリス・レックス」を再現した画像。米航空宇宙局(NASA)提供(2020年10月23日提供)。(c)AFP PHOTO /University of Arizona/NASA Goddard Space Flight Center/HANDOUT 【10月24日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は23日、無人探査機「オシリス・レックス(OSIRIS-Rex)」が今週、地球近傍小惑星「ベンヌ(Bennu)」から多くの粒子のサンプルを採取することに成功したものの、サンプルが容器から大量に流出していることを明らかにした。 担当チームは現在、残ったサンプルを直ちに格納するよう努めている。 ミッションの主任研究員ダンテ・ローレッタ(Dante Laurett)氏は報道陣との電話会見で、「必要となる採取物質のうち、かなりの量がこぼれ出して
オシリス・レックスのサンプル採取装置「TAGSAM」の先端を写した連続画像。漂っているのは採取された粒子の一部とみられている(Credit: NASA)NASAは10月24日、日本時間10月21日朝に小惑星ベンヌからのサンプル採取を実施した小惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」のサンプル採取装置を撮影した画像を公開しました。画像には採取装置の外に出て漂っているとみられる数多くの粒子が写っており、十分な量のサンプルが採取できたと判断されています。 画像はオシリス・レックスに搭載されているカメラのひとつ「SamCam」によって撮影されました。白いドーナツ型の部分はサンプル採取装置「TAGSAM(Touch-And-Go Sample Acquisition Mechanism)」の先端で、サンプル採取時にはこの部分がベンヌの表面に接触し、噴射された窒素ガスによって外側に向け
ベンヌの表面に接触した「オシリス・レックス」のサンプル採取装置「TAGSAM」(Credit: NASA/Goddard/University of Arizona)NASAは日本時間10月22日、前日に実施された小惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」による小惑星ベンヌからのサンプル採取時の映像を公開しました。映像には採取地点「ナイチンゲール」が間近に迫ってくる様子や、サンプル採取装置「TAGSAM」から噴射された窒素ガスや上昇時のスラスター噴射によって表面の物質が舞い上がっている様子が捉えられています。 この映像は、オシリス・レックスに搭載されているカメラのひとつ「SamCam」によって着陸前後の約5分間に撮影された82枚の画像から作成されました。映像は降下中に高度25mで撮影された画像から始まり、上昇してから約35秒が経った高度13mで撮影された画像で終わっています
ベンヌの表面に向けて降下するオシリス・レックスを描いた想像図(Credit: NASA/Goddard/University of Arizona)NASAは日本時間10月21日、同日朝に実施された小惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」による小惑星ベンヌからのサンプル採取作業が予定通り行われたことを発表しました。今後は採取されたサンプルの量を測定し、追加のサンプル採取を行うか否かが判断されます。 ■得られたサンプルが少ない場合は別の地点で再挑戦もオシリス・レックスによるサンプル採取は「TAG」(タグ、Touch-And-Goの略)と呼ばれています。日本時間同日2時50分、オシリス・レックスはサンプル採取装置「TAGSAM(Touch-And-Go Sample Acquisition Mechanism)」を展開しつつゆっくりと降下を開始。予想以上に岩だらけだったベンヌ
アメリカ版「はやぶさ」ともよばれるNASA=アメリカ航空宇宙局の探査機は、日本時間の21日午前7時前、地球から3億キロ以上離れた小惑星「ベンヌ」への着地を試み、さきほど7時10分すぎ着地したことを示すデータを送ってきました。NASAでは、地表の石や砂の採取が出来たか今後、データの分析を進めることにしています。 そしてさきほど午前7時10分すぎ小惑星への着地に成功したとするデータが探査機の管制センターに送られてきたということです。 探査機は、ロボットアームの先に取り付けた装置を地表に接触させ、窒素ガスを噴射して舞い上がった表面の石や砂などを採取したとみられ、NASAは採取に成功したか、今後データの分析を進めることにしています。 採取に成功していれば、日本のはやぶさ、それにはやぶさ2についで3例目となり地球の生命の起源や太陽系の成り立ちについて貴重な情報をもたらすと期待されています。 小惑星探
ベンヌの表面に向けて降下するオシリス・レックスを描いた想像図(Credit: NASA/Goddard/University of Arizona)JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還まで2か月を切りましたが、米国版はやぶさことNASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」のミッションも山場を迎えています。日本時間10月21日の朝、いよいよオシリス・レックスによる小惑星ベンヌからのサンプル採取が実施されます。 ■ベンヌの表面から60グラム以上のサンプル採取を目指す2年近く前の2018年12月にベンヌへ到着したオシリス・レックスは、はやぶさ2がサンプル採取を実施した小惑星リュウグウと同様に、当初の想定以上に表面の岩が多いという問題に直面。到着から1年後の2019年12月にはメインの採取地点「ナイチンゲール」とバックアップ地点の「オスプレ
地球近傍小惑星ベンヌの平均直径は約500メートル。また、既知の小惑星の中で今後150年以内に地球に衝突する確率が最も高いと言われている。2018年末からベンヌを周回して詳細な調査を行っている探査機オシリス・レックスは、小惑星の秘密を次々と明らかにしている。(PHOTOGRAPHY BY NASA/GODDARD/UNIVERSITY OF ARIZONA) 地球近傍小惑星「ベンヌ」は、遠くから見ると、宇宙空間に浮かぶ直径500メートルほどの回転するコマのようにしか見えない。しかし、10月20日にベンヌの表面のサンプル採取を予定しているNASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」のおかげで、科学者たちはその表面をクローズアップで見られるようになっている。この新しい観測結果は、ベンヌの地形とその起源が、科学者が想像していた以上に豊かで複雑であることを示している。 オシリス・レックスのプロジェク
探査機「はやぶさ2」が訪れた小惑星リュウグウと「オシリス・レックス」が周回中の小惑星ベンヌは共に「がれきの寄せ集め」だが、そのがれきのもととなった母天体は別である可能性が出てきた。 【2020年9月29日 東京大学】 小惑星リュウグウを直接訪れた探査機「はやぶさ2」の観測を通じて、リュウグウはより大きな母天体が別天体との衝突で破壊された際に生じた破片から誕生したのだと推測されている。NASAの探査機「オシリス・レックス」が訪れている小惑星ベンヌも、破壊された母天体の破片から作られたと考えられており、リュウグウとベンヌの母天体が同一である可能性を示唆する研究もある(参照:「リュウグウとベンヌは最初からコマの形だった」)。 リュウグウを構成する岩塊は全体的に暗い色をしているが、中には非常に明るい色をしているものもある。東京大学大学院理学系研究科の巽瑛理さんたちの研究グループは、「はやぶさ2」の
「クルー1」ミッションの宇宙飛行士たち。左から:シャノン・ウォーカー飛行士、ビクター・グローバー飛行士、マイケル・ホプキンス飛行士、野口聡一飛行士(Credit: SpaceX)NASAは現地時間9月28日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の野口聡一宇宙飛行士が搭乗するスペースXの新型有人宇宙船「クルー・ドラゴン」の運用初号機による「クルー1(Crew-1)」ミッションの打ち上げが、日本時間10月31日15時40分に予定されていることを明らかにしました。 クルー1は日本時間8月3日に帰還した有人試験飛行ミッション「デモ2(Demo-2)」に次ぐミッションで、野口飛行士をはじめNASAのMichael Hopkins(マイケル・ホプキンス)飛行士、Victor Glover(ビクター・グローバー)飛行士、Shannon Walker(シャノン・ウォーカー)飛行士ら4名の宇宙飛行士が搭乗します
日本が参加して月を探査する「アルテミス計画」について、文部科学省は無人宇宙輸送船や生命維持装置の開発費などとしておよそ800億円を来年度予算案の概算要求に盛り込む方針を固めました。 参加表明後としては初めてとなる来年度の予算案の概算要求で、文部科学省は「アルテミス計画」関連として、「ゲートウェイ」への物資補給のための無人の宇宙輸送船「HTVーX」の開発におよそ610億円、生命維持装置などの開発におよそ76億円、月着陸の技術実証計画におよそ47億円と、3つの項目で合わせておよそ800億円を盛り込む方針を固めました。 これらの項目の実施には総額でおよそ2000億円が必要になると試算され、さらに月面探査車の開発費などは調整中だとしています。 「アルテミス計画」では、日本人宇宙飛行士の月面着陸も想定されていて、文部科学省は、国際的なプレゼンスの獲得や日米関係の強化などの意義があるとしています。 そ
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日本人宇宙飛行士の野口聡一さんらが搭乗する予定のアメリカの民間宇宙船の1号機の打ち上げが、早ければことし10月23日に行われることをNASA=アメリカ航空宇宙局が公表しました。 NASAはこの1号機の打ち上げ時期をことし10月下旬とし、早ければ10月23日に行われることを公表しました。 そして、野口さんらは宇宙ステーションに6か月滞在して、科学実験などをするとしています。 NASAなどは今月3日まで行われた「クルードラゴン」の試験飛行のデータなどについて検討を進めていますが、すでに2号機も来年の春に日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんらを乗せて打ち上げられる予定になっています。 「クルードラゴン」は、宇宙飛行士の定期的な輸送をNASAから請け負う見通しで、企業による宇宙の商業利用の象徴的な存在となっています。 野口さんは横浜市生まれで、今回が3回目の宇宙飛行となり、日本時間の15日、自身のツイッ
「Crew-1」ミッションの宇宙飛行士たち。左から:シャノン・ウォーカー飛行士、ビクター・グローバー飛行士、マイク・ホプキンス飛行士、野口聡一飛行士(Credit: SpaceX)NASAは現地時間8月14日、スペースXの新型宇宙船「クルー・ドラゴン」の運用初号機によるミッション「Crew-1」の打ち上げが10月23日以降に実施される予定であることを発表しました。Crew-1は日本時間8月3日に帰還した有人試験飛行ミッション「Demo-2」に次ぐミッションで、ミッションスペシャリストとして乗り込む宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一宇宙飛行士を含む4名が搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かいます。4名はISSに6か月間ほど滞在し、科学実験などのタスクに従事する予定です。 Demo-2が帰還した時点ではCrew-1の打ち上げ予定時期は9月下旬以降とされていましたが、ロシアの有人
無人探査機ドーンが撮影した準惑星ケレス(2015年6月2日提供)。(c)AFP PHOTO HANDOUT-NASA 【8月11日 AFP】太陽系内の小惑星帯にある準惑星ケレス(セレス、Ceres)は不毛の岩石小惑星と長年考えられていたが、表面下に海水をたたえる海洋天体であることが10日、主要探査ミッションの結果で明らかになった。 ケレスは、火星と木星の間の小惑星帯にある最大の天体で、自身の重力を持つため、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ドーン(Dawn)」が周回観測を行い、表面の高解像度画像を撮影することができた。 欧米の科学者チームは最新の研究で、ドーンから送信された、約35キロ離れた距離から撮影したケレスの画像を分析した。 研究チームは2000万年前に形成されたオッカトル(Occator)クレーターに着目し、その表面下に塩水の「広大な貯留層」が存在することを断定した。 英科学誌
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