言語の壁や文化の違いを乗り越えての撮影でしたが、一番大変だったのは、子どもたちに7日間何を食べたか漏れなく記録してもらうことだったそう。さらに撮影当日は、子どもたちの記録を元に料理人が食べたものを再現しました。優秀な現地スタッフのおかげで、うまくいったプロジェクトでしたが、費用はすべてグレッグの持ち出し。 でも今こうして発表されたグレッグの写真は、ただ美しいだけでなく、国や文化によってどれほど食べるものが違うのかを見せてくれ、そして食は人を表すのかどうか考えさせてくれる非常に価値あるプロジェクトとなったことは間違いありません。 1. グレタ(7歳・ドイツ) グレタは母親と妹と3人暮らし。祖父母のところで暮らしていた頃、木の実を取ろうとして木から落っこちてしまった経験があるそう。白味魚のフライとマッシュドポテトが大好物。 パンと加工食品が大半を占め、フルーツと野菜はほんの一握りしか食べていま
![1週間で何を食べているか見せる10人の子どもたち。5人目と6人目の比較にはびっくりする。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/632af8b5edf93d372682dc7803856b7a265a5c88/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.chietoku.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F05%2F81aa2f8257bce6f627a04b507aff1673.jpeg)