2007年07月07日22:51 カテゴリ書評 "FXで稼ぐ人は なぜ「1勝9敗」でも勝つのか?" 入門書も読んだ。口座も開いてみた。となると次に手に取りたくなるのは、このような一冊です。FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか? 利回り100%の外貨投資戦略のオビには「村上龍氏絶賛!!秘訣や戦術ではなく、戦略と哲学が書かれている」と、やや大げさな宣伝文句が踊っていますが、中身はプロの立場からみた相場への取り組み方や心がまえですね。とくに参考になりそうだと思ったのは、第5章「12月は休みなさい!相場ならではのセオリーがある」の部分です。 ニューヨークの外国為替ディーラーたちは、この時期に、いっせいに休暇を取ります。12月はイヤー・エンドですから、1月から11月までの11ヶ月で、バジェット(収益目標)を達成しているディーラーは、まるまる1ヶ月休暇を取ります。せっかくバジェットを達成している