昨日、私は休みだったから出かけていたが、3時頃に家に帰り、それはネモちゃんが帰り道で1人になってしまう地点まで迎えに行くためだ。こういうことは私の子供時代には考えられなかったことで、こういうこと、というのはつまり、親が子供の帰りを迎えに行くという行為を指す。私が子供の頃は親が迎えにくることは一切なく、私は随分と冷たい親だなあと常々思っていたが、ある日、そのことを責めたら、「学校から迎えにくるなと言われていたんだ」と言われた。 私は少なくとも小学校時代は1人でいるよりも、たくさんといる方が楽しかったので、帰り道も友達とばかり帰っていたが、それでもたまには1人になってしまうこともあって、私はどういう気の迷いかは知らないが、通学路ではない、車がびゅんびゅん通る国道の脇を、ひとりで歩いて帰ることもあった。車がびゅんびゅん、と言ってもその当時その国道はまだ片道1車線だったから、今ほど車の台数も多くな