心理的リアクタンスとは、自由を脅かされたときに抵抗したくなるような動機を意味する心理学用語です。 リアクタンス(reactance)とは、「抵抗」というような意味の言葉です。 例えばお母さんから「ほら、明日から中間テストでしょ! ちゃんと勉強しなくちゃ!」と小言をいわれて、「今やろうと思ってたところなのに! そんなこと言われて、やる気なくなったわ!」なんて感じたことはないでしょうか? 心理的リアクタンスとは、こんなふうに上から目線で説得されたときに「自由が奪われた」と感じて抵抗する=説得されたのとは逆の方向に態度を変えるといったことを表しています。 人は、誰しも自分の行動や選択を自由に決めたいという欲求をもっています。 その自由が脅かされると、自由を取り戻したくなるのです。「失われた自由、あるいは失われそうな自由を回復・確保しようとする動機」を心理的リアクタンスと言います。 ブーメラン効果
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