ブックマーク / gendai.media (58)

  • 発達障害妻連載最終回、寄せられた「糞コメ」に糞まじめに返答します(鈴木 大介) @gendai_biz

    発達障害連載最終回、寄せられた「糞コメ」に糞まじめに返答します 凸凹夫婦の家庭改革メソッド【最終回】 現代ビジネスの好評連載を書籍化した『されど愛しきお様』。おかげさまで売れ行き好調ではあるのですが、「奇跡の夫婦の物語」と捉えられてしまったことが残念と同時に、もっと実践的な内容も盛り込めばよかった、と反省。というわけで、どんな「すれちがい」のあるご家庭にも応用可能な超・実践的スピンオフ連載いよいよ最終回です。 実はこの記事は、現代ビジネスだけでなく、Yahoo!等の外部サイトにも配信されています。それらのサイトにはコメント欄が設けられていることもあり、編集部でも逐一チェックしています。中には匿名投稿であるのを良いことに心ないコメントも寄せられています。今回は連載の総括をすると同時に、そのようなコメントに対する反論を鈴木さんに執筆してもらいました。 *バックナンバーはこちら http:/

    発達障害妻連載最終回、寄せられた「糞コメ」に糞まじめに返答します(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 「発達障害の妻」を持つ夫が「共稼ぎ夫婦」を見ても羨ましくない理由(鈴木 大介) @gendai_biz

    現代ビジネスの好評連載を書籍化した『されど愛しきお様』。おかげさまで売れ行き好調ではあるのですが、「奇跡の夫婦の物語」と捉えられてしまったことが残念と同時に、もっと実践的な内容も盛り込めばよかった、と反省。というわけで、どんな「すれちがい」のあるご家庭にも応用可能な超・実践的スピンオフ連載待望の第10回です。 *バックナンバーはこちら http://gendai.ismedia.jp/list/series/daisukesuzuki あれから3年、お様の担当家事は 僕が脳梗塞を起こしたのが2015年の5月だから、あれから3年目の夏が来た。ヒグラシの蝉時雨が朝焼けの窓辺に響く早朝、寝室に入って来たお様と入れ違いで、茶の間に降りる。床に落ちているものや、やりっぱなしの何かはなく、お様の文机の上に乗せられたプラモの箱に、よっぴき組み立てをしていたんだろうなと思う。が床に落としたなど

    「発達障害の妻」を持つ夫が「共稼ぎ夫婦」を見ても羨ましくない理由(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 「発達障害」の妻に家計を任せたら、危うく破産しそうになった(鈴木 大介) @gendai_biz

    現代ビジネスの好評連載を書籍化した『されど愛しきお様』。おかげさまで売れ行き好調ではあるのですが、「奇跡の夫婦の物語」と捉えられてしまったことが残念と同時に、もっと実践的な内容も盛り込めばよかった、と反省。というわけで、どんな「すれちがい」のあるご家庭にも応用可能な超・実践的スピンオフ連載待望の第9回です。 *バックナンバーはこちら http://gendai.ismedia.jp/list/series/daisukesuzuki あればあるだけ使っちゃう 仕事の打ち合わせなどで都心に出ることがあると、僕にくっついてくることが多いお様。この同行スタイルは、かつて僕が社会的困窮者をターゲットにした重すぎる取材を続けていた頃に、取材が終わった後のメンタル崩壊状態の僕を彼女が支えていた頃からの名残だけど、待ち合わせ場所に向かう僕との別れ際に、彼女は毎度財布の中からシールを出して、僕に提示す

    「発達障害」の妻に家計を任せたら、危うく破産しそうになった(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 原発事故から7年、不都合な現実を認めない人々の「根深い病理」(堀 有伸) @gendai_biz

    東日大震災から7年。南相馬の精神科医・堀有伸さんがいま考えていることを綴る。あの原発事故とは何だったのか? 私たちが直面する問題とは? なぜいま1940年体制を振り返る必要があるのか? 原発事故の直接的な健康被害は軽微 昨年の秋、精神医学関連のある学会で東日大震災についてのシンポジウムに登壇する機会をいただいた。 その中で、東京電力福島第一原子力発電所事故による直接的な健康被害は、科学的な検証によって軽微であると主張する立場(筆者もその立場を取っている)について、他のシンポジストから批判的なコメントがなされた。 それは、たとえば子どもへの健康被害を心配する母たちを追い込むことになるのではないか、という内容だった。発言された先生は、福島県外への自主避難者を支援している方だった。 私は福島県内に暮らし、地域の復興に貢献することにも立場を取っているものとして次のような発言を行った。 地域内に

    原発事故から7年、不都合な現実を認めない人々の「根深い病理」(堀 有伸) @gendai_biz
  • 旦那の「発達障害」が原因で離婚も考えた異宗教婚夫婦のドタバタ(露の 団姫) @gendai_biz

    「落語家でしかも尼さん」の露の団姫さんと、クリスチャンの旦那様・太神楽曲芸師の豊来家大治朗さん。ふたりは互いの信仰を尊重しあい、仲良く夫婦生活を送っています。が、実は結婚後、旦那様が「発達障害」であることが発覚し、一時は離婚も考えたとか。その経緯をの団姫さんが執筆してくれました。 発達障害を持つ夫 「なぜ人を怒らせてしまうのか、なぜいつもしくじってしまうのか、昔は自分でもよく分からなかったんです」―そう語る夫は、発達障害を受け入れられるようになった今、やっと「生きやすさ」を感じているといいます。 私の夫は太神楽曲芸師の豊来家大治朗といいます。現在39歳。最近テレビや新聞でもよく取り上げられる「大人の発達障害」の持ち主です。 「発達障害」とは、あくまでも様々な症状をひとくくりにした言葉であり、また人によってその程度が違うため一概には言えませんが、夫は発達障害の中でも「ADHD」という障害だ

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  • 「ゲームを止められない」が今年から病気になる事情(美馬 達哉) @gendai_biz

    ゲームに夢中になって止められない」ことが今年から病気になる予定だ。病気と名指すことの意味とは? そもそも依存のメカニズムとは? 神経内科医であり医療社会学も専門とする美馬達哉・立命館大学教授が解説する。 「ゲーム障害」が病気になる 2018年に発表される予定の「国際疾病分類第11版(ICD-11)」で、世界保健機関(WHO)は「ゲーム障害」を精神障害の一つとして正式に認める方針だという。 簡単にいえば、デジタル・ゲームやビデオ・ゲームに夢中になって止められない状態、いわゆる「ネトゲ廃人」だ。 国際疾病分類ICDとは、WHOがすべての病気や怪我を分類するために作ったもので、それに基づいて日でも行政の疾病や死亡の分類が行われる。つまり世界標準で使われる公式の病名リストである。 現在使われているのは1990年に改訂された第10版(ICD-10)であり、ICD-11は28年振りの改訂となる。

    「ゲームを止められない」が今年から病気になる事情(美馬 達哉) @gendai_biz
  • 大人になりきれない40代の「おっさん若者」に言いたいこと(熊代 亨) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    気がついたらもういいオッサン…。あなたは立派な「大人」になれた実感はあるだろうか。「いいオトナ」が見えない現代において、ワカモノを卒業するにはどうすればいいのか。発売後話題を読んでいる新刊『「若者」をやめて、「大人」を始める』の著者であり、精神科医の熊代亨氏から40代のオッサンへのメッセージ。 大人になれないオッサンたち 識者が日人の「成熟困難」を語るようになってから半世紀以上の時間が流れて、この国は少子高齢化社会を迎えました。 子どもや若者がいっこうに「大人」にならない──いわゆる、「成熟困難」が問題視され始めたのは高度経済成長の頃です。就活や結婚を親に頼りきる子どもや、マザーコンプレックスな子どもを、マスメディアは時におかしく、時には深刻に紹介してみせたのでした。 「成熟困難」は母子密着や父性の不在といった家族問題と関連して語られることも多く、精神科医が言及しがちな話題でもありました

    大人になりきれない40代の「おっさん若者」に言いたいこと(熊代 亨) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 虐待・貧困・発達障害…全てを抱えた子が「みんなの学校」で得たもの(木村 泰子)

    「みんなの学校」と呼ばれている公立小学校がある。大阪府住吉区に2006年開校された大空小学校だ。「すべての子どもが安心して学んでいる奇跡の学校」として注目を集めた。2013年にはドキュメンタリー番組として放送され、文化庁芸術祭大賞をはじめとした多くの賞を受賞。そして、2015年に劇場版『みんなの学校』として全国の映画館で公開となった。 この映画では、いわゆる「特別支援学級」や「特別支援校」に通っていた子どもたちが、普通にほかの子どもたちと同じ教室で学び、ともに成長していく様子がとらえられており、今でも日全国で上映会が行われている。映画をベースにした書籍『「みんなの学校」が教えてくれたこと』も刊行されている。 ちなみに大空小学校は、全国学力調査の平均点が、日で必ず成績上位3位に入る秋田県を上回ったこともある。それだけ幸せに学べる学校を卒業したら、その子たちはどうなるのだろうか? 開校から

    虐待・貧困・発達障害…全てを抱えた子が「みんなの学校」で得たもの(木村 泰子)
  • ADHDの息子の「スゴすぎるクセ」にどう向き合うかという大問題(かなしろにゃんこ。)

    落ち着きのない息子がいない時間は、作業がはかどります~♪ルンルン♪ しかし…息子が学校から帰ってくる時間になると、気分はドヨ~ン。 なぜかって? もちろん、「子どもが居ると仕事がはかどらないから」というのもあります。 でもそれ以上にとてもイヤなのが、「グチを延々と聞かされること」です! ADHDの特性なのか、息子は生まれつき気性が荒い子でした。そのため、小学校のころから人間関係のトラブルが絶えません。3日に1回は、トラブルを抱えて帰宅するんです。 イヤな出来事があった日は、帰宅した瞬間に分かります。 まず玄関に入るなり、カバンを砲丸投げのように放り投げるのです。それから、埃だらけの制服のままで床に転がります。そして足を床に“ドン!ドン!”と叩きつけながら、 「マジうっぜ―――!死ねよ!消えろカスが!」 と、誰に対してか分かりませんが罵詈雑言。とにかく毒を吐ききるまで、息子のグチは止まらない

    ADHDの息子の「スゴすぎるクセ」にどう向き合うかという大問題(かなしろにゃんこ。)
  • 「発達障害」の大人は、決してだらしないわけじゃなかった(鈴木 大介) @gendai_biz

    現代ビジネスの好評連載『されど愛しきお様』(以下『お様』)が大幅加筆を経て1月24日に書籍化、そして早くも重版出来! お祝いを兼ねて、著者の鈴木大介さんに『お様』の“その後”を執筆していただきました。 脳梗塞を起こし、後遺症として高次脳機能障害を抱えるようになった鈴木さんは、同様の不自由感をもつ大人の発達障害なお様と、初めて同じ地平に立つことができました。 なぜ「やれないこと」があるのか、やれない理由が解釈できれば、やれないことをやれるようにする工夫もまた、できるはず。そんなふうにお互いの障害を見つめ合いながら、以前は一方的に鈴木さんが家事を負担していたアンバランスな家庭環境を抜的に改善し、かつて「やれなかった」お様に対して無理解の刃をふるい続けた自らを懺悔しまくり。 そんな経緯を夫婦の出会いから18年分も掘り下げまくった『お様』の脱稿から、およそ4ヵ月。不定形発達にありがち

    「発達障害」の大人は、決してだらしないわけじゃなかった(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 「メンヘラ」という言葉はどう変化してきたか。精神科医が解説(熊代 亨) @gendai_biz

    2010年頃から2ちゃんねるを中心に広まりはじめた造語「メンヘラ」。ニコニコ動画やTwitterなどでも散見されるこの「ネット俗語」が生まれたことには、どういった社会的背景があるのか。精神科医の熊代亨氏が考察する。 メンヘラの誕生 皆さんは「メンヘラ」という言葉をご存知でしょうか。 なんらかの精神疾患を抱えている人や、抱えていると思われる人は、インターネットの俗語でひとまとめにメンヘラと呼ばれています。 メンヘラは特定の精神疾患を指しているわけではなく、ニュアンスのあいまいな言葉です。 一応、境界性パーソナリティ障害がそれに近いとみる向きもありますが、ネットの内外でこの言葉が使われているさまを見ていると、衝動のコントロールがあまり良くない人、風変りな言動の人、うつ病や不安障害で精神科や心療内科に通院している人などが、一緒くたに「メンヘラ」と呼ばれているように見受けられます。 また、他人を揶

    「メンヘラ」という言葉はどう変化してきたか。精神科医が解説(熊代 亨) @gendai_biz
  • KEIKOと同じ高次脳障害の僕が、小室哲哉不倫疑惑報道に感じたこと(鈴木 大介) @gendai_biz

    小室哲哉さんが、週刊文春に不倫疑惑を報じられたのを契機に、引退を発表した。「高次脳機能障害」を抱える・KEIKOさんの介護に疲れ不倫に走ったと報じられた、などの憶測が飛び交っている。 そんななか、高次脳機能障害の当事者であり、発達障害との18年に渡る家庭再生の記録を『されど愛しきお様~「大人の発達障害」のと「脳が壊れた」僕の18年間』にまとめた文筆業の鈴木大介さんが、一連の報道についてどう思ったか、その所感を綴った。 「事実と違う」と言うだけでは足りなかった思い 頂点を極めたアーティストとは、公人なのかもしれないが、それにしてもどれほどの苦しさを押し殺してあの場に挑んだのだろう。小室哲哉さんが不倫疑惑報道を受けて行った記者会見は、同時に引退会見になった。質疑を除いても50分以上に及んだ会見を見ながら、何度か涙を抑えきれなくなった。 『週刊文春』の報道については、ただ「事実とは違う

    KEIKOと同じ高次脳障害の僕が、小室哲哉不倫疑惑報道に感じたこと(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 発達障害と性のリアル~「ノー」が言えない、デート3回で興味失う…(染矢 明日香) @gendai_biz

    「性やセックスについて話せる場がないんです」 発達障害の当事者から、こんな言葉がありました。 「発達障害の当事者の集まりで、恋愛結婚の話はできるけど、性やセックスについて話せる場がないんです。また、話そうとしても、トラブル防止の観点から却下されてしまうこともあります。 一方で、性について語られる場では、発達障害について理解されていないなと感じることも多い。性の多様性を尊重するのであれば、発達障害への理解もすすめてほしいと思います」 筆者は、性の健康教育についての講演や勉強会、情報発信を行う非営利団体・NPOピルコンの代表です。 昨今、「発達障害」について社会的な関心が広まっており、保護者や教育関係者向けの情報も増えていると私も感じています。一方で、多くが「子どもの発達障害」がテーマであり、大人も含めた「発達障害と性」をテーマとする当事者主体の勉強会の機会はまだまだ少ないのが実情です。 そ

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  • 日本人の「心情」はすでに大震災前に戻ってしまったのかもしれない(堀 有伸) @gendai_biz

    「日的ナルシシズム」という病理性 悪い意味で「日的心情」は、震災前に戻った。むしろ悪化したかもしれない。 私は東京に生まれ、大学と縁の深い所で精神科医として生きていた。心理学的な立場から、個人と集団・社会との関係について考えていた。 日社会には、集団やその伝統と個人が、相即不離で密着している状態を理想化する「日的ナルシシズム」という病理性があり、そのことが、精神科病院への患者の長期入院の問題、一部のうつ病の発生や遷延化、自殺の問題と関係があると考えていた。 2011年に東日大震災が発災し、原子力発電所事故が起きた時に、「日的ナルシシズム」の観点から説明できる社会的事象が多いと感じた。 信頼できる「型」があり、それに沿っている時の日人の素晴らしさと優秀さ、それと同時に、その「型」が失われた時の混乱と無為無策のコントラストを強烈に感じていた。 「この原発事故の問題に真剣に取り組ん

    日本人の「心情」はすでに大震災前に戻ってしまったのかもしれない(堀 有伸) @gendai_biz
  • ADHDの息子の面倒をしっかり見てくれた、ある先生への感謝(かなしろにゃんこ。)

    発達障害の息子をもつ漫画家のかなしろにゃんこです。 息子を変えるには、まず自分が変わらなきゃいけないと知った私。「ペアレントトレーニング」のおかげで、息子リュウ太(ADHDと軽い自閉スペクトラム症がある)とうまく折り合っていく方法を見つけたのですが、でも、家族以外の人と過ごす学校では、まだまだ困った問題が……。 今回はそんな学校生活をもうちょっと扱おうと思いますが、なによりもまず私は、リュウ太を見てくださった先生方のことを書きたい! だって、めっちゃお世話になったんですから。 (前回までの記事はこちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro) 発達障害の診断が出たのは、リュウ太が小学4年生のときでした。当時、担任は男性でしたが、この先生、学校での息子の様子を書面に細かく書いてくださったんです。発達障害の検査で、医師に提出

    ADHDの息子の面倒をしっかり見てくれた、ある先生への感謝(かなしろにゃんこ。)
  • 発達障害の子供の態度を変えるには、まず親がこう変わる必要があった(かなしろにゃんこ。)

    発達障害ADHDがある息子・リュウ太を育てる『うちの子はADHD』作者のかなしろにゃんこです。 児童精神科のクリニックは予約しても半年待ち。ようやく検査を受けて、小4の息子に発達障害があるという診断が出たのでした。ADHDと広汎性発達障害があることが分かり、 「なーんだ、この子がそそっかしかったり、落ち着きのないのはそのせいなんだ! 脳に原因があったじゃ、親の力ではどうにもならないじゃない」 と、正直ホッとした私です。前回はそこまでを書きましたが、今回はそのあとのお話。(前回までの記事はこちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro) え、トレーニング!? 親の私がナゼ?? 診断結果を聞いた後、すぐにクリニックの心理士さんから、 「発達障害がある子を理解して、親子の会話がうまくいくように対処法を学ぶ『ペアレントトレーニ

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  • 犯罪心理学者が読み解く、座間9遺体遺棄事件「最大のナゾ」(原田 隆之) @gendai_biz

    事件をめぐる多くの謎 神奈川県座間市で9人の若い男女のバラバラ遺体が見つかった事件、連日メディアが大きく取り上げている。 これが、わずか2ヵ月の短い期間になされた連続殺人事件だとすれば、間違いなくわが国の犯罪史上に残る特異な凶悪事件である。 容疑者の白石隆浩(27歳)は、SNSで「首吊り士」などという不気味な名前のアカウントを作り、自殺願望のある若い女性を言葉巧みに誘っては殺害を繰り返していたという。 遺体はすべてバラバラにされ、全員の頭部や骨がクーラーボックスなどの中に入れられて、被害者の自宅に放置されていた。 2ヵ月で9人を殺したとすれば、単純に計算すると1週間に1人のペースである。いったいどのようにして、これほどコンスタントに被害者を見つけ、誘い出すことができたのだろうか。 また、これまで職業安定法違反という、いわば微罪での逮捕はあったものの、それ以外に大きな逸脱行動もなかったという

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  • 息子の暴力が止まらない(涙)!発達障害と向き合う母の悩み(かなしろにゃんこ。) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    ADHD」と「軽い自閉スペクトラム症」という発達障害がある、私の息子・リュウ太。協調性がなく、保育園では自分のテリトリーに入ってきた子を叩いて攻撃します。残念ながらその困ったクセは、小学校に入ってからも治りませんでした。今回は、そんなお話。 (かなしろにゃんこ。先生の最新作『うちの子はADHD 反抗期で超たいへん!』はこちらから→http://amzn.to/2gOxILz 前回までの記事は、こちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro) 「ぎゃぁぁぁぁぁーやめなさーーーい!!」 息子が“侵入者”を攻撃するのを見て、私は「息子はちょっと普通じゃないかも」と思うようになったのですが、その「普通じゃない息子」リュウ太は19歳になりました。 これまでの連載を読んで、「大きくなった姿を早く見たいわ~」と思った方は、ぜひ私の作

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  • 発達障害の息子を、ついに児童精神科に連れて行く日(かなしろにゃんこ。)

    発達障害ADHDがある息子・リュウ太を育てる『うちの子はADHD』作者のかなしろにゃんこさん。ついに、息子が診断をうけることになり…。 (前回までの記事はこちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro) どんなに怒ってもムダ ADHDがある私の息子・リュウ太には、こんな困った特徴があります。 ・落ち着きがない ・危険な遊びが大好き ・ケンカ上等 おかげさまで小学校時代、母親の私はご迷惑をかけた関係者や学校の先生に謝ることが多くて多くて……(涙) 「自分の育て方が悪いんだろうか?」 そう悩んだものでした。 ところが、ケンカや危険行為以外にも、実は当時は困り事がいっぱいあったのです。 たとえば忘れ物。“ADHDのある人は片付けが苦手だ”って、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。リュウ太は典型的なタイプで、注意欠陥

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  • 脳の科学と、今年のノーベル経済学賞の「意外な関係」(美馬 達哉) @gendai_biz

    ノーベル経済学賞のインパクト 2017年度のノーベル賞が先日発表された。神経内科医師としては医学生理学賞(体内時計の研究)も気になるところだ。だが今年については、診療の現場にも直結するテーマは「ノーベル経済学賞」だった。 受賞したのは米シカゴ大学のリチャード・セイラー博士。「行動経済学」の業績が評価されたのだ。行動経済学は、心理学と経済学をつなぐ融合的学問で、理論や数式だけではなく実験と観察に基づいて、現実社会での人間のふるまいを理解する新しい研究分野である。 臨床医であるとともに「神経経済学(ニューロエコノミクス)」を研究する神経科学者の端くれである私としては、この分野が注目されるのはうれしいニュースだ。 セイラー博士の業績の最重要ポイント 行動経済学と診察室がどうつながるかを説明しよう。たとえば、あなたが診察室で医師から「肺がんなので、できるだけ早い手術が必要です」と告げられたとする。

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