タグ

ブックマーク / somethingorange.net (13)

  • 『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。 - Something Orange

    ■善悪二元論の物語。■ いまこの記事を書き始めようとしているわけだが、この冒頭の時点で既に長くなる予感がしている。それはもう、ペトロニウスさん(id:Gaius_Petronius)の一部の記事並に長くなる気がする。原稿用紙20枚くらいは軽く行くんじゃないかなあ。 なぜなら、テーマの照らし出す範囲が広範で、多岐にわたるからだ。書いても書いても終わらないという気がしてならない。まあ、いいや、そんな愚痴を書けば書くほどむやみと長くなるので(平和大明神(id:kim-peace)に「文章が無駄に長い」といじめられるぼく)、まずは書きはじめることにしよう。 ちなみに議論のたたき台を目指すつもりなので、批判点は色々あると思う。トラックバックで突っ込んでくれれば嬉しい。 テーマは、ペトロニウスさんやLDさんがいうところの「先の物語」。「先の物語」とは何か。ぼくが理解しているところでは、それは「善悪二元

    『ナウシカ』や『ガンダム』の「その先の物語」とは何か。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2010/05/12
    俺なりに善悪を解釈しテーマにしたシナリオ放置してたけど、続きを書く気にさせてくれた。ありがとう。
  • なぜハルヒファンは「エンドレスエイト」に怒ったか。 - Something Orange

    前から思っていたんですけども、言うと叩かれそうで怖くて怖くてプルプル震えてしまうくらいなんですけども、まあ別にいいや。 ハルヒ好きのほとんどの人は『涼宮ハルヒ』のイラストが好きなだけですよね? いや、絶対そうですよ! 皆さんはあのなんか強きな感じの釣り目とかわいいリボンをつけたショートカットの女の子が可愛いだけであって、べつに涼宮ハルヒが好きというわけじゃないんですよ。もしくはあのグレー?色で短い髪で物静かな感じのあのイラストが好きなだけであって、べつに長門有希が好きなわけではないと思うんです。 で、この事実のなにが恐ろしいかって、いよいよ小説という媒体の衰退、もしくは変化の時が来てるなあってのが問題なんです。大元の涼宮ハルヒを考えたのは谷川氏なんですけど、いまや完全にいとうのいぢの作り出した器と平野綾が吹き込んだ声が中心になっているんですから。これはちょっとしたスペクタクルですよ? まあ

    なぜハルヒファンは「エンドレスエイト」に怒ったか。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/08/26
    エンドレスエイト論じゃなかった、タイトルに釣られた/文面的には同意。ホームズのことは知らなかったので勉強になった。 
  • オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange

    同じ新潟市在住ということが判明したので、「自問自答」のRy0さん(id:jimonjitou)と呑んできました。 ふだんはオフ会などでも少人数で長く喋ることはむずかしいのですが、この日はたった3人で6時間にわたってオタクトークしました。楽しかった! 当然、色々な話が出たわけですが、なかでも興味深かったのは、現在の若いオタクたちの実相。いまの大学では、たとえば野球や音楽の話題などに混じって、普通にアニメの話が出て来る、オタク文化の大衆化はそこまで進んでいる、ということでした。 へえ、うわさには聞いていたけれど、当なんだ。ただ、そこで出る話題は、やっぱり薄い、『らき☆すた』とか『けいおん!』とか、だれが可愛いとか萌えるとか、そういう話がメインであり、少し踏み込んだ話をすると浮く、と。 なるほど、わかるわかる。ある意味、予想通りですね。 その話をきいて思ったのは、昔のオタクが一般人のなかで孤立

    オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/08/04
    ライトオタクについては俺も少し考えることあるけど、まぁ旧来のオタクが騒ぐようなことではない。ただオタクの線引きが甘くなっただけ
  • 追加請求。 - Something Orange

    初めてお便りします。ゼロ年代のアニメ百選企画、とても興味深いですね。 なかなか候補が多くなって絞り切れそうもありませんが、できましたら「シゴフミ」(2008年)と「地球少女アルジュナ」(2001年)を追加していただけませんか。 いずれもゼロ年代を代表する傑作、とはなりませんでしたが、個人的には忘れがたい作品です。毀誉褒貶の激しい作品として挙げさせていただきます。 新たに作品を追加するためには、既に票が入った作品を消さなくてはなりません。『アルジュナ』はたしかに興味深い作品のようですが、今回はこのリストの作品に限る、ということにさせてください。 もちろん、100作品という制限を解除することもできますが、それを始めてしまうと、さらに膨大な量の作品を追加しなければならないことにもなりかねませんし、それはぼくの手に余ります。 もし、次回、漫画編とか、ライトノベル編などをやるとしたら、取り上げる作品

    追加請求。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/07/29
    「私が選んだゼロ年代必見アニメ、どれが一番か投票してちょ」くらいのタイトルの方が良かっただろうね
  • はてなーが選ぶゼロ年代必見のアニメはこれだ! - Something Orange

    This domain may be for sale!

    はてなーが選ぶゼロ年代必見のアニメはこれだ! - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/07/27
    黒神がないだと……!? /あんまりこういう企画は好きじゃないんで投票はしないけど、どうなるかは気になる/京アニや新海の作品絞ったほうが良かったかも/D.C.無いのは寂しい
  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

    くたばれネット評論家。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/06/16
    ネットに評論書いている人がどれだけいるか疑問かなぁ。2chだったりブログだったりは、大抵感想という名のリアクションでしかない/そんなもんに真っ向から向き合う必要もないと思うんだけどなぁ。
  • その作品はあなたのためにあるわけじゃない。 - Something Orange

    ネットを眺めていると、しばしば、ある作品への不評、批判、あるいは誹謗を目にすることがある。 誹謗はともかく、不評や批判をもらすことはそのひとの権利であり、一概に否定できることではない。 しかし、個人的にはいかがなものか、と思う批判のスタイルもある。今回はその話をしようと思う。 ぼくが好ましくないと考える批判とは、自分の趣味、あるいは欲望を唯一の基準としたものである。つまり、自分の趣味に合っていないものを、だからダメだ、と即座に否定してしまうような批判、それは良くないと思っている。 なぜなら、その作品はそのひとの趣味に合わせて作られてはいないからである。 どんな作品も、商業出版されている以上、ある個人のためにあるわけではないわけだ。それはいわば人類全体への贈り物であって、特定の個人の欲求に沿うものではない。 ところが、読み手はしばしば、その作品を自分のためにあるものであるかのように思い込む。

    その作品はあなたのためにあるわけじゃない。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/06/14
    「裏切られた」とか言う馬鹿な奴をdisるエントリーとして読んだら同意。自分の好きな展開だけが良いなら自分で造れ。
  • いまのライトノベル業界は悪くないと思うよ。 - Something Orange

    ライトノベルに携わる人々は今一度「風と共に去りぬ」を読むといい」を読んだ。 要約すると、「ライトノベルは読みやすさを重視するあまり、小説来の魅力である苦みを軽視している。それでは読者に飽きられてしまう。だから、たとえば『風とともに去りぬ』に学んで小説来の魅力を勉強するべきだ」という内容。 まず、id:skerenmiが既に書いていることだけれど、「暗さや苦さや重さが作品中で重要な役割を果たすライトノベル」はふつうに存在します。 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫) 作者: 桜庭一樹,むー出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 847回この商品を含むブログ (501件) を見る ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫) 作者: 古橋秀之,前嶋重機出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2000/01/0

    いまのライトノベル業界は悪くないと思うよ。 - Something Orange
  •  「深夜アニメ的正しさ」は深夜アニメ的に正しいか? - Something Orange

    ufotableは基的に深夜アニメ式正しさを「是」としていないスタジオであるように思います。 「俺たちが正しいのだ。だから正しくない深夜アニメの世界で失敗することは必然であり正義なのだ」という冲方アニメのようなバンザイ特攻をしていないので(原理主義的なありかたをしていないので)そのスタンスがわかりにくいところがありますが、 『フタコイオルタナティブ』という作品から、ufotableが考える「正しさ」のガイドラインを読み取ることができるように思います。 2人一緒じゃダメですか? 双子姉妹に両脇からムギュっとされる恋愛 美少女雑誌に掲載されていた原作『双恋』は、上記のようなコンセプトを持つ企画でした。 明らかに「深夜アニメというのはそういうものだ」という事前了解なしでは成立しえない企画、冲方式正しさの彼岸にある原作ですが、 それを語りなおす際に、 3人でいたい。でも世間がそれを許さない とい

     「深夜アニメ的正しさ」は深夜アニメ的に正しいか? - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/04/20
    うるせー! それでも俺はファフナーもヒロイックエイジも絶賛するんだよ!
  • テレビアニメは川下のメディアである。 - Something Orange

    4月9日よりフジテレビ「ノイタミナ」にて放送開始したアニメ「東のエデン」が、平均視聴率4.8%、瞬間最高視聴率5.7%と同時間帯の中で視聴率1位を獲得した。作は「ノイタミナ」初の完全オリジナル作品ながら、「のだめカンタービレ」、「もやしもん」といった原作人気の高いアニメ作品に並ぶ数字であり、注目度の高さが表れた結果となった。 「アニメ「東のエデン」同時間帯で視聴率1位獲得」 というのは、井汲さんに「いまのアニメの原作準拠が過半いうのは、産業にとって害悪じゃないか?」(←というような意見でしたよね?、興味がある人はこの項目に全文引用があるのでどうぞ))というのが、咀嚼できずにずっと胸にあるからなんですよね。昨日久々に余裕があったので、夜中に、録画しておいた(←今の時代ってこういうことができるからいいよなーHDD万歳)『グインサーガ』『花咲ける青少年』『ファントム』『東のエデン』を見たんです

    テレビアニメは川下のメディアである。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/04/12
    原作アニメは~だろう。まぁその通りだが……今更か。/俺も原作アニメなんて撲滅すればいいと思ってるのは秘密。/まぁ業界の構造上無理だろう
  • 男女が同じコンテンツを楽しむ時代。 - Something Orange

    俺はキモいし、どうしようもない男だが、腐女子の、特ににわか腐女子が嫌いだ。 (中略) 奴らが好きなのはキャラクターであって、作品でもストーリーでもない。 ホモホモしいキャラクターと関係性があればそれでいいのだ。 その辺は萌えブームのオタクどもも同罪だ。 作品や作った人へのリスペクトが欠片もなく、やれ作画が悪いだとか、絵が雑だとか、何だとか言いやがる。 当に奴らにはキャラクターだけじゃなくて作品全体を見てほしい。 そして、作画とか絵の質ではなく、ストーリーをしっかり考えてほしい。 下半身でなく、脳で作品を知ってほしい。 「オタクの俺が最近の腐女子オタクが嫌いな理由」 典型的な「キャラ萌え害悪論」だなあ。 ぼくはこの種の意見を見るたびに思うんだけれど、「奴らが好きなのはキャラクターであって、作品でもストーリーでもない」「ホモホモしいキャラクターと関係性があればそれでいいのだ」と考えるその根

    男女が同じコンテンツを楽しむ時代。 - Something Orange
  • それでもやっぱり「昔のアニメはよかった」と考えない理由。 - Something Orange

    今日の記事は(引用もたくさんありますが)長文です。昨晩延々と書きすすめて、今朝起きて書きあげました。 しかし、「Something Orange」的には非常に重要なことを書いているので、常連の皆さんは、気合をいれて読んでくださるとありがたく思います。リンク先から来たひとはこのまま去ってくれてもいいや(笑)。 つい先日も、あるアニメについて「作画崩壊している、ダメだこりゃ」という感想をブログで目にしました。「顔が違う。すごく気になる」という記述も見かけます。いつの間にアニメって、こんなに窮屈になってしまったのか、と慄然とするのです。 ちょっと前のエントリで書いたように、週刊ペースであるがゆえに予測不可能な事態が起きる、それがテレビアニメの醍醐味だったはずです。「作画崩壊」というと、僕らのようなオヤジ世代は初代『マクロス』のスタープロの担当回などを引き合いに出すのですが、あれを笑って許せるぐら

    それでもやっぱり「昔のアニメはよかった」と考えない理由。 - Something Orange
  • 自分が好きなものの欠点を認めよう。 - Something Orange

    This domain may be for sale!

    自分が好きなものの欠点を認めよう。 - Something Orange
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/03/11
    同意。嫌いな物の美点を見つける努力もしてあげてね
  • 1