僕は「覚悟する」ってことを時々する。まあ、毎日するようなことではないかもしれないけど。 でも、一度覚悟したことってのは、そのことが終わるまでは永遠だというのが僕の考えだ。だから、気持ちがぶれる時は、「覚悟したんだよな、おまえは」と自分に発破をかける。 僕の今まで最も大きな覚悟についてお話してみようかと思う。なんか、大きなことを言っている。たぶん、当たり前だのクラッカー的なことなのかもしれないけど。 僕たち夫婦は結婚式を人前式という形でした。その時、とりあえず、「この人のことを一生守ります」みたいな誓いをたてた。正直に言うと、それはただの言葉でしかなかった。形式的なもの以上ではなかったかもしれない。残念ながら、そこに覚悟など微塵もない。 「この人のことを一生守ります」ということが、具体的にどういったことなのか、どういった考えなのか、その時の僕はまったく分かっていなかった。というか、決めていな