大阪湾の魚介類資源を増やそうと、大阪府はオニオコゼの稚魚を放流しました。大阪府環境農林水産部の職員らは3日、泉南市の岡田浦漁港50メートルの沖合で、体長5センチほどに成長したオニオコゼの稚魚を放流しました。大阪府では、大阪湾の魚介類の資源を増やすために、毎年、ヒラメやオニオコゼなどの稚魚を育て、自然に順応できるまでに成長させてから放流しています。オニオコゼは体長25センチぐらいになってから、刺身や唐揚げにして食べるとおいしい高級魚だということです。大阪府では10日までに、オニオコゼの稚魚6万匹を放流する予定で、来年の秋ごろには15センチほどに成長し、漁獲できる大きさになるとういことです。