見田宗介さんの『まなざしの地獄』が、こんなにもすごいとは思わなかった。人と社会と時代を見る眼。そして何よりも(誤解を招くかも知れないが)想像力に圧倒された。巻末の大澤真幸さんによる解説にもしびれた。「まなざしの地獄」は故永山則夫氏をめぐって書かれた1973年の論考で、大澤さんの解説は見田論文を受けて2008年の秋葉原事件との関連について分析している。社会学者の「まなざし」にしびれたよ。 見田宗介 (2008) 『まなざしの地獄 - 尽きなく生きることの社会学』 河出書房新社 見田論文「まなざしの地獄」の初出は、『展望』1973年5月号、単行本収録は『現代社会の社会意識』弘文堂、1979年。「新しい望郷の歌」の初出は『日本』1965年11月号、単行本収録は『現代日本の心情と論理』筑摩書房、1971年。古い部類に入るが、わたしにはとても新しく新鮮に思えた。学ぶべき点が多い。大澤さんは見田さんの
それでは次に、日本における実証的データの話に移ります。日本にもアイリーン・バーカーが行ったような調査が少しだけあるのです。 日本における実証的データの草分けは、当時国士舘大学の教授を務めていた塩谷政憲氏です。彼は『原理研究会の修練会について』という論文を発表しています。彼は1974年の春に、原理研究会が主催する3泊4日の研修会に自ら参加し、そのときの体験をもとに論文を書いています。ちなみに、彼が論文を書いた当時は「マインド・コントロール」という言葉はなかったため、「洗脳」という言葉を用いられていますが、彼は結論として、「決定的なことは、研修生は修練会に強制的に拉致されてきたのではなく、本人の自由意志によって参加したのであり、中途で退場することも可能だったということである。したがって洗脳させたのではなく、自らの意志で選んだのである。人間をそうやすやすと洗脳することはできない」とはっきり述べて
(承前) リフトンは1954年1月に香港に渡り、そこで17ヶ月にわたって「思想改造」を受けた西欧人25人と中国人15人に面接した。いずれも身柄の拘束が解かれてからさほど経っていない時期の面接であることに留意されたい。 西欧人との面接にもとづく研究結果を総括した部分で、リフトンは次のように述べている。 西欧人に適用されたような、刑務所内での思想改造の持つ、長期にわたる成功ないし失敗というものについて何が言えるのか。彼らを説得して、共産主義の世界観へ彼らを変えさせるという観点からすると、そのプログラムはたしかに、失敗だと判断されねばならない。私の対象である二五人の中ではただ一人(そして、私のその人たちのことについて話を聞いただけの他多数の人々の中では、一人だけあるいはおそらく二人)が、ほんとうにうまくいった転向者と見なし得る人物であった。追跡調査で得られた情報によって、香港でこの人物たちに面接
PRAJ (Provisional Release Association in Japan): Who We Are in English 日本語(漢字かなまじり) にほんご(ひらがな・カタカナ) 関東仮放免者の会「宣言」/賛助会員募集とカンパのおねがい http://praj-praj.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html 仮放免者の会 ホームページ (1)はじめに 8月25日付の『読売新聞』(朝刊)に「入管に強制収容 長期化 治安対策 『仮放免』厳しく」と題された記事が掲載されました。おもに法務省幹部に取材した記事であり、収容長期化問題について、入管当局がどのように世論に印象づけたいのかをみるうえで参考になる記事です。 この読売の記事には、つぎのように法務省幹部の発言が紹介されています。 法務省幹部の一人は「国は長期収容を望んでおらず、本人が帰国に応じ
仙谷由人元官房長官の『自衛隊は暴力装置』って出典はマックスウェーバーの『職業としての倫理』です 国家が市民から暴力を奪って一元管理して社会秩序を維持するのは主権国家として必要な装置という意味です 暴力団に選挙妨害依頼してケチっ… https://t.co/9paTG2WV0L
ブラックジャックが美少女化されて傷がなくなって漫画ファンが騒いでいるが、安直な萌えを表現の自由だのマーケティングだので擁護してきたツケなので自業自得だと思ってる。
傍聴行きました。関係のない方々の名前をしきりにおっしゃっていました。「T弁護士がー」「Gさんがー」「しばき隊がー」裁判長が「関係ない人(神原さん)をなぜ懲戒請求するんですか?」と尋ねていました。「Gさんの弁護士だからです」ですって… https://t.co/pUAGMf06ws
山口貴士は某弁護士とともに小菅氏の代理人を引き受けたが、ここに来て、仲間割れか?、全責任を相代理人になすりつけるつもりらしい。 覚えておこう。アンチ「反レイシズム」の弁護士たちは、こういう連中だ。 本件和解内容の責任は当然代理… https://t.co/qYiHcBJzV7
安倍新内閣の大臣から、早くもスキャンダルが飛び出した。総裁選で敗れた石破茂・元幹事長の派閥から唯一の入閣となった山下貴司・法務相(53)だ。 「石破派を“干した”というイメージを薄めるための登用」(政治部記者)とされる山下氏だが、東大法学部在学中に司法試験に合格し、1992年の任官後、法務省刑事局、東京地検特捜部などに勤めた経歴を持つ。 その山下氏が特捜検事時代に、法務大臣としての資質を疑いたくなる言動があったと証言する人物がいる。 「防衛フィクサー」と呼ばれた秋山直紀氏。2008年7月、防衛商社・山田洋行事件(※注)の捜査で明るみに出た1億円の脱税容疑で逮捕された秋山氏は、東京拘置所で山下氏の“厳しい取り調べ”を受けた。 【※注/山田洋行の元専務らによる不正経理や元防衛事務次官へのゴルフ接待が発覚し、東京地検特捜部が2007年11月、業務上横領容疑などで元専務らを、ゴルフ旅行接待の収賄容
休刊してそれで一件落着で良いのでしょうか? これを礎にリベラルと保守、多数派と少数派の対話が必要ではないでしょうか? そんな思いで真摯に語り合いました https://t.co/aYEBh4mDCc
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