12日に東京五輪の採火式が行われたギリシャ西部オリンピアの遺跡「ヘラ神殿」の周辺で、日本人とみられる男性が旭日旗などを片手に駆け付け、遺跡敷地内への立ち入りを試みて阻まれる場面があった。式典会場周辺を厳重に警備するギリシャ警察との衝突があったかどうかは不明。 旭日旗を連想させるようなデザインの帽子もかぶった男性は、会場の手前で共同通信の取材に対し「日本の旭日旗は素晴らしい。こんなに輝いている旗はない」などと日本語で主張。神殿付近で旗を掲げようと歩き回ったが、入れなかったと説明した。(共同)
小野寺五典防衛相は13日の記者会見で、西日本で大雨が降り続いた5日夜に衆院議員宿舎で開かれた自民党議員の飲み会に参加した際、飲酒をしながら自衛隊の災害対応について指示をしたことはなかったと釈明した。「酒席の場で連絡を受けたり、報告をしたりしたということはない」と述べた。 同時に「顔を出して乾杯したが、そんなに長くいなかった。終会した後に連絡があり、その都度対応した」とも強調した。 西村康稔官房副長官が飲み会の写真をツイッターに投稿したことについては「気象庁が注意を呼び掛け、不安な気持ちの方々がおられる中であのような情報を発信するのは適切でなかった」と述べた。 小此木八郎防災担当相も投稿に対し「被災者が見たら面白くない話だというのは理解できる。政治家として気を引き締める部分だ」と批判。その上で「被災者に寄り添うことを心掛けている。災害を多く経験した政権内で危機感は共有されている」と述べ、政府
6日に行われたアメフットの日大-関学大の定期戦で無防備だった関学大のQBに背後からタックルし、負傷退場に追い込んだ問題で、負傷させた日大のDL選手が12日に謝罪のために兵庫・西宮市内の関学大を訪れていたことが14日、明らかになった。 11日夜に日大のコーチから謝罪にいきたいという連絡があったが、関学大側は、謝罪と経緯の説明を求める文書を送付していたため、回答が先と保留。それでも12日午前にアポなしで当該選手とコーチが来訪していた。小野ディレクターは「会見をしているぐらいの時間帯(午前10時すぎ)にたまたまスタッフが見つけたのですが、文書の回答を待ちたいので」とし、お引き取り願ったことを明かした。 反則を受けたQBは右膝軟骨損傷で全治3週間のけがを負った。左足にしびれが残っているという。16日に定めている日大からの回答が誠意あるものでないと判断した場合は、次年度以降の定期戦を取りやめるとして
第48回衆院選は10日公示され、12日間の選挙戦が始まった。JR福島駅から南西へ約10キロ。稲穂が実るのどかな田園地帯に地元の人の戸惑いの声が響いた。 「何で入ればダメなんだべ?(なぜ入ったらダメなのか)」 安倍首相の第一声を聞きに来た農業の男性(68)を、自民党関係者が制止。一般市民は、近隣の空き地へ移動させられた。 自民福島県連によると、第一声の地となった「踊る小馬亭向かい広場」への入場が許されたのは後援会関係者の約300人だけ。理由は「私有地ということで、混乱が起きないように安全を最優先した」というもの。県警が周辺道路を検問する厳戒態勢だった。 首相のトラウマとなっているのが今夏の都議選だ。最終日、それまで選挙戦最後の演説を行ってきた聖地東京・秋葉原で、大ブーイングを浴びた。森友・加計問題などに怒り「辞めろ」コールを続ける一部の聴衆を、首相は「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」
日本維新の会代表で大阪府知事の松井一郎氏 (53)は25日、森友学園問題について、「問題の本質をわからなくしているのは、皮肉にも安倍晋三首相自身」としたうえで、「忖度(そんたく)にはいい忖度と悪い忖度がある。(安倍首相は)忖度はないと強弁しないで、悪い忖度ではないとはっきり言うべきだ」とアドバイスした。 松井氏は同日、東京・平河町のホテルで開かれた党大会に出席。あいさつの際、「国会では政治ショーが行われている。ショーに参加できればまだいいが、参加させてもらえない松井が世の中で一番悪いという形で証人喚問が行われていた」と自虐ネタを披露。 森友学園問題は贈収賄などの事件ではないとの認識を示したうえで、繰り返し早くけりをつけるべきとの考えを強調し、安倍昭恵首相夫人の証人喚問についても「これ以上、何を聞くのか。ただのつるし上げだ」と否定した。 そのうえで問題を長引かせているのは、安倍首相が「忖度は
リオデジャネイロ五輪第4日(8日=日本時間9日、リオ五輪アリーナ)男子団体総合決勝が行われ、日本が合計274・094点をマークし、奇跡の大逆転で優勝。2004年アテネ五輪以来、3大会ぶり7度目の金メダルを獲得した。ロシアが271・453点で2位、予選1位の中国は271・122点の3位だった。 予選でミスが相次ぎ、4位に終わった日本。得点は決勝に持ち越さないが、この日も1種目目のあん馬で山室光史(27)=コナミスポーツ=が落下するなどして6位と、苦しいスタートとなった。 2種目目のつり輪を終えた時点でも5位。しかし、エース内村航平(27)=同=らの安定した演技で上位と順位を詰め、5種目目の鉄棒でついにトップに立つ。最後の床運動でも19歳の白井健三(日体大)が高得点をマークし、差を広げて優勝した。 ◆内村の話 --金メダルの感触は 「めちゃめちゃ重たいです」 --表彰台で首に掛かった瞬間は、驚
大阪市は27日までに、大阪人権博物館(通称リバティおおさか)に対し、浪速区の市有地(約7000平方メートル)に立つ博物館を取り壊し、3月末までに立ち退くよう求めた。26日付で文書を送った。 橋下徹市長が昨年10月、1985年の開館以来無償貸与していた市有地の賃料を求める意向を示し、交渉を進めたが折り合えなかった。 市によると、橋下市長の意向を受けて昨年11月、賃料支払いを定めた10年間の事業用定期借地契約を結ぶよう要求。賃料は年間2700万円程度と試算した。 しかし、博物館はことし1月「財源がない」として無償貸与の継続か、数百万円程度までの減額を要求。市は支払う意思がないと判断した。 同館は被差別部落や在日韓国・朝鮮人のほか、アイヌ民族、沖縄、薬害エイズ、ハンセン病、水俣病など、近現代のさまざまな人権問題を扱っている。朝治武館長は「対応を今後協議する」と話している。(共同)
維新の党共同代表の橋下徹氏(大阪市長)は16日、衆院選での維新の獲得議席が改選前から1減の41議席となったことについて、擁立した候補者の約半数が落選したとして「負けだ」と総括した。 一方、過去最低の投票率23・59%を記録した自身の出直し市長選が批判的に報道されたにもかかわらず、戦後最低の投票率52・66%を記録した今回の衆院選が同様に批判されていないとして、激高。記者団に「(衆院選は意味がないと)言えよ」と声を荒らげるなどし、取材を打ち切った。 橋下氏は衆院選後、初の登庁となり、記者団の取材に応じたが、序盤から「投票率のところの報道が弱い。メディアは過去最低の投票率だった出直し市長選を『意味がない』と散々批判したのだから、今回も、もっと批判するべきだ」と持論を展開。記者団とのやり取りでヒートアップしていき、「(衆院選は意味がないと)言えよ」と迫った。 記者団から「出直し市長選について『意
目の前が暗くなった。日本バレーボール協会がゲーリー・サトウ全日本男子監督を就任1年で解任した問題で、男子バレーの衝撃的な現状を改めて見せつけられた。 協会は5日にサトウ氏の解任を発表。昨年2月に就任したサトウ氏は、9月の世界選手権最終予選で敗退するなど結果を残せなかった。特に1960年の初出場以降、初めて世界選手権の切符を逃したことは「ひどいショックだった」と同協会の荒木田裕子強化事業本部長。 2020年の東京五輪でメダル争いに絡むためには、16年五輪の出場が“絶対条件”。だがサトウ監督体制のままでリオデジャネイロに行けるのか? 強化事業本部は監督の指導や構想を見直した末に解任を決めた。 協会は1年前、長年の「日本式バレー」で世界との差を広げられた状況を打破しようと、初の外国人監督となるサトウ氏に変革を託した。米国でコーチとして実績を持つサトウ氏はそれに応え、選手の自主性を重んじる「考える
サッカーのスロバキアリーグ、MSKリマフスカ・ソバタ所属の日本人FW中村祐輝(25)は30日、自身のブログで「人種差別的なことを受けて生活できなくなり帰国しました」と綴り、チームを退団したことを明かした。 ブログによると、中村は9月にすでに帰国しており、サポーターから人種差別の標的にされ、中には彼らに加勢するチームメートがいたことも明かした。「試合前、後にはサポーターから鬼の形相で自分の名前だけ叫ばれて、中指を立てられ…チームメイトは誰も助けてくれない。そこに加担するかのような選手もいました」と克明に記している。 さらに「チームに脅迫みたいなものが来てしまい責任を持てない」とクラブから説明があったことも語っている。 【続きを読む】
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(76)のインタビュー記事が20日、読売新聞朝刊に掲載された。 朝日新聞による巨人の契約金超過についての報道に対し、読売新聞の取材に応じたもの。記事によると、長嶋氏は「選手たちの心の傷は相当に大きい。そう簡単には癒えないだろう」と発言。報道で実名の挙がった6選手のうち、野間口と内海を除く高橋由、上原、二岡、阿部は長嶋氏の監督時代に入団しており、精神面への影響を心配した。 また、朝日新聞の報道については「ルールを破ってはいない。記事には十何年も前の話もあり、こういう話が出ること自体がおかしい」と批判。同紙の報道が、巨人の球団首脳経験者から流出したとみられる内部資料を端緒にしているとされる点にも、「誰が内部資料を渡したのか」と怒りをにじませた。 一方、巨人ではこの日、夕方から桃井恒和球団社長(65)と原沢敦球団代表兼GM(55)が東京・大手町の球団事務所に入った。朝日
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