6月5日(木)中国新聞7面に「虫歯菌だけ酵素で退治 歯磨き粉・ガムに混入 広島大発ベンチャー ツーセルが事業化」が掲載されました。 「広島大学発ベンチャー企業のツーセルは、虫歯の原因菌(虫歯菌)だけを溶かす新発見の酵素を活用したビジネスに乗り出す。すでに世界十カ国で特許を申請。使用権を家庭用品や食品のメーカーに販売し、歯磨き粉やガムに混入して虫歯予防補助剤としての商品化につなげる。酵素は、口内にあるサリバリウス菌などの「善玉菌」を残したまま、ミュータンス菌などの虫歯菌だけを溶かす性質を持つ。広島大大学院医歯薬学総合研究科の菅井基行教授(細菌学)のグループが2004年、世界で初めて発見した。今後、酵素の働きを速める活性剤や人間の口内での殺菌効果などを研究。商品化を目指している。」 (中国新聞6月5日(木) 7面より一部抜粋)