ソースコードの開発・追加・修正を終えたソフトウェアが動作する状態にあるかを確認するテストのこと。本格的なソフトウェアテスト(注1)が実施可能かを確認するための予備的な簡易テストである。 開発作業でソースコードのちょっとした直し壊しやビルドの失敗に気付かず、動かないソフトウェアを次の工程に送っても差し戻されるだけで時間の無駄になる。こうした事態を避けるには、コンパイルやビルドした直後にそのソフトウェアが動くことを確認するのが効果的だ。これをスモークテストという。 スモークテストは最低限のテストなので、「起動する」「基本機能が動作する」などを簡易に確認するだけでよいが、コンパイルやビルドするごとに行う必要がある。 スモークテストの目的は、テスト部門/テスト担当者の作業効率化である。テスト担当者はソフトウェアからバグを見付け出すことが仕事なのでバグ自体は飯のタネだが、ブロッキングバグが多発すると
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