プレミアでのデビュー戦、アーセナル相手に大量失点を許した吉田麻也。3失点目は得点者のジェルビーニョのマークを外したことによるものだった。しかし、ドリブル突破が武器のチェンバレンとの1対1でのボール奪取や、前線への正確なロングパスで持ち味を発揮する場面も目立った。 「Gunned Down(撃殺)」―― プレミアリーグ第4節でアーセナルに挑んだサウサンプトンは、地元紙『デイリー・エコー』が痛々しい見出しで伝えたように、“ガナーズ”の砲撃を浴び続けて大敗した(1-6)。 4失点の前半は、アーセナルのやりたい放題だった。サウサンプトン守備陣は、トップ下のサンティ・カソルラを中心とする、敵のパス&ムーブについていけなかった。相手選手とボールの影を追うことすらままならなかった。立ちすくむだけに近いその様子は、英国メディアの常套句を借用すれば、「夜道でヘッドライトに照らされた兎」のようだった。最たる例
![吉田麻也は救世主になれるのか!?大量失点のデビュー戦に見えた光明。(山中忍)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/687cca586b727db74a181ae6d5886a2acbba3673/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F6%2F-%2Fimg_4623b7ed02ca423896de3fab8a881fe3328633.jpg)