白河桃子×安藤美冬 【第3回】 「結婚したい」と言いながら、未婚であることを選び続ける女性が増えています 第2回はこちらをご覧ください。 「養ってくれる男性と結婚したい」という流れに拍車がかかった 安藤: 話題は変わりますが、白河さんの『婚活時代』が出て大変な勢いで売れたのは2008年でした。あの本によって始まった婚活ブームは、当時流行っていたスピリチュアルブームとも若干重なるような気がするんですが・・・。 白河: そういえば、山田昌弘先生が「これだけ条件の良い男性が少ないとなれば、神頼みしかなくなるのもわかる」とおっしゃっていました(笑)。 安藤: 婚活ブームがスピリチュアルブームを作ったというよりも、すでにスピリチュアルブームがあって、そこに新しい婚活という概念がどっと重なったのではないかと思うんです。「神社に恋みくじを引きに行く」とか「結婚のためのお守りを買いに行く」といった特集記事