「今の若い人達はお金がないから結婚できないというが、昔は、お金がないからこそ結婚して支え合う選択をしていた」 敬愛している社会学者の宮台真司さんがそのように話していたことがある。 前後の文脈がどのようなものであったかは忘れてしまったのだが、その言葉だけいやに印象に残っている。 女性との結婚を考えるとき、僕自身たしかに経済的に自分が家庭を支えるのは難しそうだと思う。 また、それ以前に、女性にアプローチを掛けようとする際にも、「デートにかかるお金を自分が恒久的に負担する経済力はない…」という思いから、女性を誘うことをしなくなっている。多分そうだと思う。 自分の経済力についてざっくりと書くと、同世代の平均収入を下回っている。 かなり安い方だと思う。 しかし自分のように、経済的な要因で結婚に踏み出せなかったり、パートナーを作ることに消極的になっている人は多いもようである。 中国や韓国などアジア圏の