古い話で恐縮ですが、楽天が最後までDeNAの球団保有に反対していた時「へー、そうなんだ」という…なんというか、約30%の意外感がありました。「球団保有で楽天はそんなにメリットが出てるんだー」と言う感慨です。もし楽天が球団保有を費用対効果的にパッとしないと感じていたら、DeNA参入にこれほど抵抗はしなかったでしょう。あるいはむしろ「フフン、お前も費用負担の苦しみを味わえ」でウェルカムな態度をとったかも。以前、新興企業の球団保有に賛成するエントリーを書いたことがありますが、私の想像以上に、執拗な抵抗をするくらい球団保有にはメリットがあるようです。 それは、連日連夜テレビのニュース番組で「楽天」という企業名が連呼される効果でしょう。球団保有の価値はテレビの価値でもあります。 ◆ テレビの価値と言えば大阪市の新市長橋下氏も連想されます。橋下氏の勝利は「行列のできる法律相談所」への出演によって、攻撃