こんにちは武田真一です。 先月末、東北をはじめ全国のアナウンサーが東京に集まりました。 東日本大震災から3か月あまり。現場やスタジオで感じたことや、地震・津波報道の課題を話し合いました。 被災地のアナウンサーからは、今の状況についてこんな報告がありました。 ・がれきの片付けはまだまだ進んでいない ・気温が高くなり、悪臭で頭痛を覚えるほど ・いまだに避難所で暮らす人と仮設住宅に移った人などの格差を、被災者が感じている ・「復興」という言葉は現場では軽々しく言えない <報告する仙台放送局・金子アナウンサー(中央)> 「復興」という言葉は、必ずしも被災者に希望を与えるものではなく、取り残されていくような気持ちにさせる言葉でもあるということを、強く訴えていたのが印象的でした。 また、防災が専門で群馬大学大学院教授の片田敏孝さんにも、ゲストスピーカーとしてお話を伺いました。 片田さんは岩手県釜石市で
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