先日、好評を博したHONZ内藤の活動期をぼけーと読んでいたら「栗下直也が真面目な本ばかり取り上げていたら、病気の可能性も否定はできない」と書かれていた。考えてみれば、最近、変な意味でなく、びんびんに元気なので直近の自分のレビューを振り返ってみたら「家のみ」、「ゴキブリ」である。そして今回も、びんびんは続くのかもしれない。「毒婦」である。 「えっ、この本、どこに売っているのですか」をHONZに期待している人には申し訳ない。今週、池袋の本屋に行ったらフロア内で一、二に目立つところに置いてあった。売れ筋である。普段なら絶対近寄らないコーナーである。amazonでも96位に入っている(10日午前6時時点)。だが、私にも事情がある。先日、里帰り出産から帰還した妻に「あなたの本棚は軽薄すぎる」と吐き捨てられ、本読みとして絶望的な気持ちになったので、もう単なるミーハーになってやると半ばやけになって手に取
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