いや、タイトル以外にもう何も言うことはないのだが、 こういう法律違反を推奨していると取られかねない番組が報道されたり、本が出版されたり、記事が掲載されているのはいかがなものであろう。 「世帯」とは、住居及び生計を共にする者の集まり又は独立して住居を維持し、若しくは独立して生計を営む単身者のことである。 「世帯分離」は、家のリフォームで2世帯住宅になった場合や、子供が独立した場合等、生計が同一で無くなったときに役所に届出を行うものだ。 要するに、 「世帯分離後も今までどおり生計を一にしていれば、引き続き両親を扶養控除することができます。」 というのは、 「生計が別々ですという届出を出した後も、今までどおり生計を一にしていれば、引き続き両親を扶養控除することができます。」 ということである。 どこからどうみても立派な虚偽の届出ですね。大変ありがとうございました。 住民基本台帳法第53条に基づき