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ブックマーク / www.medical-tribune.co.jp (2)

  • 夫婦性生活の義務と権利

    東京家庭裁判所医務室(精神科) 針間 克己  私は臨床的には精神科医として性機能不全の患者さんを多く診てきました。そのために夫婦の離婚問題に関わることが少なくありません。つまり「夫が性的におかしいから診断書を」といったケースなどに治療者が巻き込まれるわけです。  また現在は東京家庭裁判所で仕事に携わっていますので,夫婦の性について法律はどう扱っているのか,「門前の小僧」のように聞きかじってきていますので,それを紹介したいと思います。  もちろん,夫婦の性について,法律がどうあらねばならないと具体的な文言で規定しているわけではありません。そこで代表的な判例を6つ紹介し,これらを考えてみたいと思います。 ●6判例にみる夫婦の義務と権利  第1例。1962年最高裁判決。副睾丸結核のため睾丸切除手術を受けた夫の性交不能。「夫婦の性生活が婚姻の基となるべき重要事項」と

    hatayasan
    hatayasan 2006/09/27
    「典型的な女性と典型的な男性が結婚することで精神的肉体的に完全に結合する。それによって完全な円になるのですから,そのなかでの個人の権利はないわけです。」
  • 日本最初の「性転換手術」について

    1951年、永井明(女性名:明子)に対して行われた日で最初と思われる「性転換手術」については、その事実は知られているものの、細かい経緯は報告されていない。筆者は、戦後日トランスジェンダー(性別越境)に関する社会史的な調査・研究を行ってきたが、その過程で当時の報道記事(新聞・雑誌)の集成と分析から、日最初の「性転換手術」について、かなり詳しい事情を明らかにすることができた。  なお、外性器の異性化形成手術は、現在では「性別適合手術」と呼ばれているが、稿では歴史的呼称である「性転換手術」を用いる。  また稿は、第8回GID研究会(2006年3月19日:福岡)で研究発表した内容をもとに訂正・加筆したものである。 1. 永井明(明子)に関する報道  1952年(昭和27)12月1日、元アメリカ軍兵士ジョージ・ジョルゲンセン2世(女性名:クリスチーヌ)がデンマークで性転換手術を受けて

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