音楽をつくる方 (権利者の皆さま) 作詞・作曲をする方、音楽出版社などの権利者の皆さまに、JASRACへの管理委託についてご案内いたします。
![FAQ - Q2-2. 自分が主催するコンサートで自分の作品を演奏するときも、JASRACへ使用料を支払うのですか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2410a1e56223b2971a8a4d070b96d375baddf03e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.jasrac.or.jp%2Fassets%2Fimage%2Fogp-contract.jpg)
とりあえず、昨日のエントリの補足とコメントへの返信です。 はてブ上で、CD売り上げの内訳は?という声がいくつかありましたので、それについて補足です。 CD売り上げの内訳 CDの内訳を・・・というご意見が多かったので、こちらのリンクを紹介します。私の認識としては、こちらのものにしたがっているという感じです。リンクなんかも充実してますね。 CD売上げの純利益・内訳 あと、音楽制作者連盟の発行しているフリーペーパー「音楽主義」の第17号にも内訳が掲載されています。 音楽制作者連盟|音楽主義|TOP 「最新号を読む」で読めます。もしくは以下のリンクで当該ページを直接読めます。 音楽主義 #17 p56-57(RealRead Viewerが立ち上がります。) 他にも調べてみると・・・ CD価格の内訳 3,000円の音楽CDアルバムが売れると、各関係者間でのその取り分は何%づつになるのでしょうか。
CD価格カカクの内訳ウチワケ <2002/11/2(土)オールナイトニッポン> 1000円のシングルCDの内訳 (ニッポン放送アナウンサー吉田が、 プロデューサー:つんく 作詞:宇多田ヒカル 作曲:桜井一寿 レコード会社:ポニーキャニオン 製作にかかった費用は全てニッポン放送の社長が ポケットマネーで捻出した場合) 原価ゲンカ \150 輸送費ユソウヒ \50 販売店ハンバイテン \270 レコード会社カイシャ \300 (ポニーキャニオン) 原盤ゲンバン印税インゼイ \150 (ニッポン放送ホウソウの社長シャチョウ) 歌ウタい手テ \10 (吉田ヨシダアナ) プロデューサー \10 (つんく) \20 (比率ヒリツは力関係チカラカンケイで変動ヘンドウ) 作詞サクシ \20 (宇多田ウタダヒカル) 作曲サッキョク \20 (桜井サクライ一カズ寿トシ) JASRAC \20 \60 (比率ヒ
3,000円の音楽CDアルバムが売れると、各関係者間でのその取り分は何%づつになるのでしょうか。 ・販売店(タワーレコード、HMVなど) ・レコード会社(Sony Music, 東芝EMIなど) ・作詞者 ・作曲者 ・アーティスト ・その他(アーティストのマネジメント会社など?) 下記、回答頂く上での前提となります。 ・日本の状況について教えて下さい。アメリカや他の国の情報はいりません。 ・歌手や作曲家、作詞家などの力関係によって取り分が違うとは思いますが、あくまで一般的な比率を教えて下さい。 ・店舗での販売を想定しています。iTunesなどのOnline Music Storeの情報は不要です。 ・信用できる情報が記載されているURLを添付いただけると助かります。 以上、よろしくお願いいたします。
日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。
アーティストはJASRACから搾取されている、という批判をよく耳にするけれど、かなり違和感を覚えたりする。その第一の理由としては、JASRACとアーティストが直接著作権の信託契約を結んでいることはほとんどないということ。他によく耳にする批判として、JASRACが音楽の流通を阻害しているのだ、JASRACはアーティストの敵だ、という感じのものがあるのだけれど*1、音楽配信やネットラジオで音楽の利用がうまく進まず、それによって利益が生み出されない状況はアーティストの不利益でもあるとは思っているものの、それが主としてJASRACのせいだとは思えないんだよね。この辺のことを考える上では、JASRACの管理する音楽著作権と、JASRACの管理していない著作隣接権を分けて考える必要がある。 音楽著作権と隣接権の問題って、作詞作曲者とマネジメントとの契約、演奏者とマネジメントとの契約、マネジメントと著作
プリンスが、イギリスでCDを新聞の「オマケ」として配って話題になった。 The Mail紙の日曜版に、新作CDのThe Planet Earth、300万枚(!)を折込、その上イギリスでのPrinceのコンサートツアーに来た人には、全員無料配布。こちらも延べ40万人超。 New York Timesが、Princeの収益構造を分析しているが、非常に単純化すると、 「Princeはライブの稼ぎがメイン。印税収入はたいして重要ではない。CDは、ライブをプロモートするための広告ツールであり、別に違法コピーがどれほど出回ってもOK。むしろ、沢山出回って知名度が上がり、ライブに人が沢山来てもらったほうがよい。しかも、CDに頼らなければレコードレーベルに利益を搾り取られることもない」 というのがPrince側の論理では、という話。 Princeは非常にエキセントリックな外見、マスコミからのインタビュー
池田氏のエントリ「著作権がイノベーションを阻害する」の何が雑であるのか、具体的に書いておこうと思う(オルタナティブに書くのをやめたのは、単なるエントリ批判に過ぎないからだ)。なお、MYUTA のようなサービスを禁止すべきであるとか、法律が完全なものだ、などという主張はしていないので、主張していないことに反論されても困る。(どっちにしろ、ここではアカウント取らないとコメントできないのだけれど) 最初の段落は、前ふりだから個人的意見としては問題ないと思う。だが、2段落目の 工芸品や宝石などにも「名匠」とよばれる人がいるが、彼らの芸術的価値は著作権で守られない。 については、コメントでも指摘されているとおり、著作権で守られるものがある。もっとも、本人でなければオリジナルを作りようがないというのは「もしもピカソが父だったら(著作権保護期間延長の弊害とは)」で指摘したとおりであり、著作権で守らなくて
栗原さんのエントリ「所有権としての著作権は今後もありなのか?」や、別途紹介された EFF、あるいは池田信夫さんの「英音楽産業が提案する「包括ライセンス」」など、P2P による大量の著作物コピーに対処するため、単純な法的規制をかける代わりに、包括的なライセンスで著作権者に正当な対価をもたらそうという考え方が登場してきています。 栗原さんのエントリでコメントした「napster 法」というのは、ちょっとした思い付きではあったのですが、我ながら考えがいのある話だと思います(現実的という意味ではありません)。そこで「思考実験」((c)平野さん)として、もう少し考えを進めてみようと思います。とりあえず、音楽だけを考えます。また、「napster」という実在企業名を使い続けるのは問題だと思うので架空の組織名を「日本音楽配信協会(略称NOHK、エノエチケイ)」とします(←ボカッ)。やるなら、実績を主張す
いたるところで、音楽は人と人との関係を繋ぐためのツールだと言われている。昨今の音楽産業の衰退は、その関係性のためのツールとしての機能が、他のものに置き換えられているためというところもある、という。音楽にそういった機能があり、そういった機能が置き換わっているという事実は否定しようもない。ただ、そういった外的要因にのみ責任を求め、それによって音楽は終わるなどという議論はあまりに短絡的ではないだろうか。 原典:くだらない踊り方 原題:「終わりの始まり」―― 音楽業界の2007年と2008年 著者:rmxtori 日付:2007年12月30日 URL:http://d.hatena.ne.jp/rmxtori/20071230/p1 私はこれまで音楽は質を求めるべきだと述べてきた。そこで語られる質とは、時代を超えた価値を持つ音楽を求めること、である(「価値」については後述)。しかし、音楽産業はそれ
忘年会で何キロ太っただろう。焼酎のビンはしばらく見たくない。 とにかくいくつもの忘年会でいろんな音楽業界の人間と話をしてきた。 流通、メジャー、インディー、マネージメント、小売、媒体など、それぞれポジションは違うが、みんな総じて「あきらめムード」である。 自嘲自虐なギャグもすべりぎみで、舐めあうには深すぎる傷を負っている。 2007年がどんな年だったか。音楽業界にとってはいよいよ冬の時代の本格到来である。 一昨年より去年の方が悪く、去年より今年の方が明らかに悪い。 冬の時代の到来、なんて書くとそのうち春が来そうだが、実際はそんなことはないだろう。 たまたま日の陰った不況というよりは、もっと構造的な問題、本質的な問題なような気がする。 だから本当は「死期を悟った」とでも書いたほうがいいかもしれない。 あるいは「終わりの始まり」とでも。 忘年会も一段落し、時間もある。ちょうどいい機会だ。(感傷
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