2017年を振り返ると、まさに「日本メディアの異常性」が浮き彫りになった1年だった。(夕刊フジ) 1月2日放送の東京MXテレビ「ニュース女子」は、地上波テレビとして恐らく史上初めて、沖縄の米軍基地反対活動の実態を報じた。NHKや民放キー局が報じてこなかった裏事情が、ついに地上波で放送されたのだ。拍手喝采した。 在日米軍関係者の友人が多い私にとって、沖縄の反基地活動家の中に、本土の反日・反米組織から派遣された「プロ市民」が多いことは、以前から常識だった。 労組、左派政党、過激派、在日団体といった国内組織の活動だけでなく、中国共産党や北朝鮮による「日米同盟離反工作」が沖縄では堂々と行われている。米軍は当然これを認識しており、違法行為を放置する警察への憤りと、事実を報じない日本メディアへの不信感を抱いている。 BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は今月14日、「重大な放送倫理違反