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2007年7月3日のブックマーク (3件)

  • それでは俺が過労死するのは俺のせいなのか | こどものおいしゃさん日記 うしろすがたのしぐれてゆくか

    若者はなぜうまく働けないのか? (内田樹の研究室) 内田先生の説諭で、かつての俺か過労死しかかってたのは「自己責任」だったということがよくわかった。俺は自分でも知らないうちにイラクに行っててムジャヒディンな諸君にとっつかまってたらしい。やれやれ。 正確に言おう。若い人が過労死しても団塊の世代の奴らは自己責任だとしか言わないってのが、よおおおおおおく分かった。実によく分かった。自己責任だと言えばいい理論武装が着々と進んでいるんだ。戦慄の事態だね。もう一つ、倫理的な正しさと論理的な明快さというのが全く別物だと言うことも、内田先生に教えていただいた。全くこの先生には学ぶところが多い。いろいろな面で。 内田先生の論理が通用するのは、職場のみんながみんな一人前以上に働くという前提があってのことじゃないかな。無人島に流れ着いた一家なら家族の皆が皆それなりに働くだろうが。各々の良心を各々が信頼できるだろ

    それでは俺が過労死するのは俺のせいなのか | こどものおいしゃさん日記 うしろすがたのしぐれてゆくか
  • 若者はなぜうまく働けないのか? (内田樹の研究室)

    CIRCUSという雑誌の取材がある。 お題は「どうして若者はうまく働くことができないのか?」 一方に引きこもったまま労働しない若者がおり、一方に過労で倒れそうな若者がいる。 いずれも「うまく働いている」わけではない。 どうしてなのか。 たしかに「どうしてなんでしょう」と訊きたくなる気もわかる。 お答えしよう。 これは複数のファクターの総合的な効果であるから、単一の原因を探してもダメである。 第一は働く個人の側の問題である。 『下流志向』で分析したように、労働を経済合理性の枠内でとらえると、労働者は自分の労働の成果に対して、「等価の」報酬が、「遅滞なく」、「固有名宛て」に給付されることを望む。 学生たちが知っている「work」の経験はさしあたり受験勉強と就活だけであるが、それはまさに、努力に対する報酬(成績や合否採否)が(成績発表、内定通知の日に)「遅滞なく」、努力にふさわしい評価として、固

  • 本当の自分主義 - REV's blog

    http://d.hatena.ne.jp/tenkyoin/20070702#p1 そして最も重要だと思うのは、そのような「当の自分」という幻想こそが、カルトや洗脳の格好の対象にされてしまう、ということだ。「わたしは、ありのままのあなたを、知っていますよ」という甘言は、典型的なカルトの誘い文句であろう。 前提:低い*1自己評価、もしくは対外評価 仮定1:「当の自分」が存在する。 仮定2:「当の自分」は、なんらかの障害によってスポイルされている。 論理的な帰結*2:「ある人」によって、発見された『当の自分』は、「当の自分」であるが故に、称揚されてしかるべきである。 論理的な帰結*3から発展される予想:『当の自分』は、「ある人」の前にしか現れないだろう。 「当の自分」を体感できるのは、「ある人」と喋っているときだけ*4なので、「ある人」から離れられなくなったりするかも。 あ、な

    本当の自分主義 - REV's blog