国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は11日未明、記者会見し、辞任に踏み切った理由について「(今国会での成立との)両党の約束を破られ、私も履行させることができなかった責任上、閣内を去る」と語った。国民新党出身の松下忠洋経済産業副大臣と長谷川憲正総務政務官は残留する。また、亀井氏は「私の後は自見庄三郎幹事長にぜひやってもらいたい」と述べた。
国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相は11日未明、記者会見し、辞任に踏み切った理由について「(今国会での成立との)両党の約束を破られ、私も履行させることができなかった責任上、閣内を去る」と語った。国民新党出身の松下忠洋経済産業副大臣と長谷川憲正総務政務官は残留する。また、亀井氏は「私の後は自見庄三郎幹事長にぜひやってもらいたい」と述べた。
日本公共政策学会年報1998 松下「日本における公共政策の研究」 基調講演 [目次へ] 日本における公共政策の研究 松下圭一 1 政策開発・政策研究の背景 1980年代以降、ことに地球規模での冷戦の終り、日本における保守・革新から官治・自 治への政治軸の転換によって、ひろく、政策開発・政策研究の重要性、緊急性が理解され るようになってきました。すでに数十をかぞえる政策・計画にかんする専門学会がありま す。また政策専門の学科、学部、大学院も新設され、今後急増すると思われます。既成学 部でも政策にかんする講座がふえてきました。他方、政策づくりを専門とする、あるいは 商品化する研究所やシンクタンクもこれに加わっています。 日本も、後発国特有の輸入理論信仰段階が終わって、「実務」としての政策開発・政策 研究にとりくみ、社会科学全域を再編する時代にはいってきたといえます。日本
郵政改革法案が臨時国会に先送りされることで、郵政問題は参院選の争点の一つとなることが確実となった。とりわけ亀井静香郵政改革・金融相が辞任することで、郵政論議を主導してきた国民新党の影響力が低下する可能性もあり、批判の多かった法案の中身が大幅に見直されると指摘する声も多い。 官業色の強い日本郵政が肥大化することに猛反発してきた金融業界は「法案自体を見直す時間ができる。良い方向に動き出した」(大手生保幹部)と内容が変わることに期待した。 一方、日本郵政グループ労働組合(JP労組)の幹部は「ここ数年間、組織体制を含めて政治に何度も振り回されてきた。今回も宙ぶらりんの状態になった」などと不満を口にした。 臨時国会に先送りされる法案は、参院選での結果を踏まえて議論されることになるが、東海大の新保恵志教授は「農村部などで金融サービスが低下しているのであれば、移動車などで金融サービスを行うなど現状の制度
菅直人首相の初の所信表明演説は「いのちを守りたい」などと独善的で抽象的な理想や夢ばかり振りまいた鳩山由紀夫前首相の所信、施政両演説に比べ、はるかに現実的・実務的で好対照となっている。ただ、「強い経済」の実現など菅カラーを強調する一方、政権を引き継ぐにあたって前内閣の失政や問題点の総括と具体的改善策は示しておらず「反省なき再出発」だとの印象はぬぐえない。 「この挫折を乗り越え、国民の皆さまの信頼を回復する」 首相は「政治とカネ」の問題と、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で迷走した前内閣の失敗を指摘しつつも、鳩山前首相が辞任で「けじめをつけられた」と話を簡単に終わらせてしまった。これでは、真の「信頼回復」につながりようがない。 外交に関して、首相が「『現実主義』を基調とした外交を推進すべき」と述べたのは、現実から遊離してしまった鳩山外交の轍(てつ)は踏まないとの姿勢を示したとみられる
河上満栄・民主党衆院議員 参院選京都選挙区(改選数2)にくら替えして立候補予定の河上満栄(みつえ)・民主党衆院議員(39)=比例近畿ブロック=が3月末の立候補表明以降、国会にほとんど出席せず、地元で選挙準備活動に専念している。 衆院事務局によると、河上氏は参院選への立候補を表明した3月30日以降、4〜5月に計15回開かれた本会議のうち1回しか出席せず、残りの14日間は横路孝弘議長あてに欠席届を出していた。所属する農林水産委員会と消費者問題特別委員会も4月上旬を除いてほとんど欠席している。 河上氏は「衆院議員の責務をまっとうする」として、参院選立候補による自動失職まで衆院議員を辞めない意向を示し、129万7千円の歳費と100万円の文書通信交通滞在費が毎月支払われている。河上氏は取材に対し、「選挙準備を通じて有権者から政策に関する話も聞くし、議員としての活動につながることも多い。議員と立
民主党の細野豪志幹事長代理は11日朝のテレビ朝日番組で、国民新党の亀井静香代表が同日未明に郵政改革・金融相の辞任を表明したことを細野氏が報告に行った際、菅直人首相はぐっすり寝ていたことを明らかにした。 細野氏は11日未明、亀井氏の辞意の報を伝えるため、菅首相が宿泊している東京・紀尾井町のホテル・ニューオータニに駆けつけた。細野氏は「私が菅総理をたたき起こして亀井大臣に電話していただいた」と述べ、菅首相に亀井氏を慰留する電話をかけるよう頼んだことを明かした。 細野氏は「(菅首相は)昨日、国民新党のみなさんと(民主党執行部が)いろいろと交渉しているのは知っていたが、そういう事態(亀井氏の閣僚辞任)にまで発展しているとは知りませんでしたね。(報告した際、首相は)はじめはちょっと、寝ておられたので、事態を把握できない雰囲気もなくはなかったんですが、すぐ、ああいう人ですから、ぱっとお分かりになって、
国民新党の亀井静香代表が閣僚を辞任したことについて、自民党の谷垣禎一総裁は11日、党の会合で「振り返ると、鳩山(由紀夫前首相)退陣、福島(瑞穂社民党党首の閣僚)罷免、亀井辞任と、連立政権発足時の3党首が全部自爆した。政権の行き詰まりを表している。彼らが掲げてきたことが、ほとんど実現していない」と語った。 公明党の山口那津男代表は記者団に、民主党と国民新党が連立政権を維持することについて「菅(直人首相)さんと亀井さんの郵政の合意が達成できず、連立は崩れたと言わざるを得ない。それでも維持したいというのは、選挙のための野合に過ぎない」と批判した。
亀井静香金融相が辞任した。実質国営化に逆戻りさせる郵政改革法案が今国会で強行採決されないのを不服としてのことだ。立場はわからないではないけど、国会というのは議論をする場なのに先日の衆院のような強行採決するのでは、民衆党の醜態以前に国会の自殺だと私は憤慨していたので、多少ほっとした。私はこの法案に反対だが、参院選後再度、国民から信託された議員が十分な討議を重ねて、それでよいというならしかたないなと思っている。 で、そうした亀井危うし、郵政国営化危うしという空気なのか、ネットにいろいろ小泉政権時代の懐かしいデマや非難が舞飛ぶようになった。しかたないんだろうなと思っていた。ツイッターでもそんな雰囲気は感じられた。 そうした空気なんだろうなとは思うけど、昨日ツイッターを見ていて、あれ?と思う話が流れてきた。ネットでいう晒しという趣向ではないのだけど、いちおう引用の形にしておくけど、悪意にとらないで
荒井聡国家戦略担当相は11日午前の記者会見で、自身の政治団体の事務所費疑惑に関し、報道陣に公開した「備品・消耗品費」の領収書の中にマンガ本の代金が含まれていたことについて「多忙を極める秘書が息抜きのために自費で買ったマンガ本のレシートが混入した」と釈明。政治資金収支報告書の修正を検討していることを明らかにした。 荒井氏は、領収書に記載されていたパチンコの音楽CDについては、平成19年の北海道知事選に出馬宣言をした会場で使用する「バックグラウンドミュージックとして利用した」と説明。衣料品は道知事選の期間中に応援に来た秘書のためのもので「選挙に突然突入して洗濯する時間がなかった事情もあって経費として計上した」と述べた。 荒井氏は「必ずしも適正でなかったものがあったことは反省している」としながらも「使い道はすべて説明できるお金であり、合法だと改めて申し上げたい」と強調した。
菅直人首相の人となりについて、私は詳しい情報を持っていない。新たに大臣に就任した面々の政見や主張についても同様。著しく不案内、というよりもはっきりと無知だ。興味すら持っていない。 なので、新首相ならびに新内閣について、現段階であれこれ言うことは控えておく。先方に失礼だし、読者の皆さんにもご負担だろうから。 今回は、「うちの国では、どうして毎年のように宰相の首がすげ変わっているのであろうか」という疑問について考えてみることにする。 この度の一連の出来事(鳩山さん&小沢さんの退任と菅さんの首相就任および菅内閣の発足)を通じて、私が一番意外に思ったのは、菅新内閣の支持率の高さだった。 各社の世論調査を見渡してみると、菅直人新内閣の支持率は、どこの社のものでもおおむね60%前後だ。鳩山内閣末期の支持率と比べると3倍以上になる。これを受けて民主党の支持率も倍増している。 どう解釈すべきなのだろうか。
6月3日の琉球新報。 鳩山さんが首相を辞任して、いろいろなコメントが載った。 その中で、この国政美恵さんの言葉が、心に響いて、忘れられなかった。 私もそう思ったから。 「裏切り鳩山内閣を打倒し勝利した」などという言葉がヤマトゥで飛び交う。 裏切ったのは誰? そして、マスコミの、根拠もなく実施される支持率でつぶされた鳩山さんの「県外移設」。 頻繁に、行われる世論調査。 県民大会に集まった約10万人の声。 それに匹敵する調査もしていないのに、勝手に支持率で世論をあおるメディア。 鳩山内閣支持6パーセントと大きく掲げた新聞は何を考えていたのか。 ・・・・・。「県外」と言いながら果たさなかった、鳩山さんの普天間基地問題についての不支持を、内閣不支持にすりかえた。 ヤマトゥ国民は「県外移設」を鳩山さんのせいにして、葬った。 「安保廃棄」を言うべきで、「県外移設」などとんでもない、と。 民主党も国民も
亀井氏 閣僚辞任の意向固める 6月11日 1時6分 国民新党代表の亀井郵政改革・金融担当大臣は、連立政権を組んでいる民主党が今の国会で郵政改革法案の成立を見送る方針を示したことに反発し、閣僚を辞任する意向を固めました。 郵政改革法案の取り扱いをめぐって、国民新党代表の亀井郵政改革・金融担当大臣は、今月8日、菅総理大臣と会談し、法案の速やか成立を期すことなどを確認し、引き続き連立政権を組むことを正式に決めました。そして、国民新党は、今の国会の会期が今月16日までとなっていることから、郵政改革法案を成立させるために、政府・民主党に対し、会期を2週間程度延長するよう求めていました。しかし、民主党では、参議院側を中心に、各種の世論調査で、民主党の支持率が上昇していることなどを受けて、速やかな参議院選挙の実施を求める意見が強まり、枝野幹事長は、国民新党の自見幹事長に対し、今の国会の会期を基本的に延長
細野氏「架空、違法支出ない」=領収書公開、漫画や衣料品計上−荒井氏事務所費問題 細野氏「架空、違法支出ない」=領収書公開、漫画や衣料品計上−荒井氏事務所費問題 荒井聡国家戦略担当相の政治団体が知人宅を「主たる事務所」とし経費を計上していたことについて、細野豪志民主党幹事長代理は10日、党本部で記者会見し、党として経費の計上を確認し「架空や違法な支出はなく、批判は当たらない」との見解を明らかにした。 自民党は、荒井氏のほか、過去に事務所費問題が取りざたされた蓮舫行政刷新担当相と川端達夫文部科学相に事実関係を明らかにするよう求める質問主意書を提出しているが、細野氏は両氏についても調査の結果、問題はないとした。 荒井氏は同日夜、取材に「自分で調べ問題ないと言ったが、領収書の中身を見れば理解してもらえると思う。自民党のような、事務所費として説明できないものとはまったく違う。会見などを通じて、さ
昨年9月の鳩山内閣発足時に首相官邸で行った就任記者会見で、掲揚された国旗に一礼した閣僚は18人のうち半分に満たない7人だった。菅内閣の閣僚17人はどうだったか−。 菅内閣の官邸での閣僚会見では、全員が国旗に向かって一礼。千葉景子法相は会見終了時にも深々と頭を下げた。終了後の一礼を忘れたまま退場しようとしたことに気づいて引き返して一礼した仙谷由人官房長官のような例もあった。 ところが、官邸での会見後に、担当省庁などで開催された「省庁会見」では、千葉法相と蓮舫行政刷新担当相、玄葉光一郎公務員制度改革担当相、直嶋正行経産相、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相の5閣僚が会見室に設置された国旗に頭を下げなかった。 8日深夜、法務省会議室での記者会見に臨んだ千葉法相は会見場に設置された国旗に頭を下げることなく会見をスタート。夫婦別姓実現に意欲を見せるなど、再任への抱負を30分にわたって口にしたが、
荒井聰国家戦略相の領収証にはパチンコ関連のCD代も含まれていた=10日午後、東京・永田町、葛谷晋吾撮影(画像の一部を修整しています)荒井聰国家戦略相の領収証にはコミック代も含まれていた=10日午後、東京・永田町、葛谷晋吾撮影(画像の一部を修整しています)荒井聰国家戦略相の領収証にはマッサージ治療室のものも含まれていた=10日午後、東京・永田町、葛谷晋吾撮影(画像の一部を修整しています) 民主党の荒井聰国家戦略相の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(東京都府中市)の事務所費などの経常経費に、漫画本37冊やマッサージ代などが含まれていることがわかった。同会が実態のない事務所を総務省に届け出ていたという報道を受け、民主党が10日に公開した同会の2007〜09年分の領収証から見つかった。 開示された事務所費や備品・消耗品費の領収証には、少女漫画の「パラダイス・キス」(5冊、計4495円)や、
朝日新聞社が「日本のいまとこれから」をテーマに郵送方式による全国世論調査を実施したところ、「いまの日本は自信を失っている」とみる人が74%に達し、9割以上の人がこれからの日本に不安を感じていることがわかった。一方で、回復する底力があるとみる人が半数以上おり、日本の将来のあり方としては、経済的豊かさよりも「格差が小さい国」を求める意見が7割を占めた。 これからの日本への不安感を4択で尋ねると、「大いに感じる」50%、「ある程度感じる」45%で、強い不安を抱く人が多かった。「あまり感じない」は4%、「まったく感じない」は0%。 現状を「勤勉さが報われない社会」と考える人が69%、「日本人は精神的に豊かな生活を送れていると思わない」人が73%いる。「政治、経済、社会の仕組みを大幅に改革することが必要」という意見が57%で「いまの制度を維持しながら改良」の40%を上回る。自信を回復する底力があ
事務所費をめぐる問題を受け公開された荒井聡国家戦略担当相の領収書。「コミック」の文字が並ぶ=東京都千代田区の民主党本部で2010年6月10日午後3時39分、内藤絵美撮影 荒井聡国家戦略担当相の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(09年9月解散)の事務所費を巡る問題で、民主党は10日、同後援会の07~09年分の領収書を公開した。公開に先立ち同党の細野豪志幹事長代理は「架空、違法な支出はない」と強調したが、少女コミックや音楽CDなどの領収書が含まれていた。公開後、荒井氏は「少し反省しないといけない」と述べ、支出の一部に問題があったとの見方を示した。【政治資金問題取材班】 公開されたのは、A4判の台紙にはり付けた領収書をとじ込んだファイル数冊。報道陣に約2時間の閲覧を認めたが、コピーは認めなかった。 政治団体の支出は、人件費や備品・消耗品費、事務所費などの「経常経費」と、選挙関係費などの「政治
荒井聡国家戦略・消費者相の領収書にはコミックや雑誌、パチンコ関連の本の領収書が多数提出されていた=10日午後、東京・永田町の民主党本部(鈴木健児撮影) 菅内閣の荒井聡国家戦略担当相(64)=北海道3区=の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(東京都府中市、解散)の事務所費疑惑で、民主党は10日、同団体など3閣僚3団体分の領収書を報道陣に公開した。民主側は「違法性はない」と自信満々だが、同団体の「備品・消耗品費」には大量のマンガ本などが経費計上されており、荒井氏の政治活動のあり方に疑問符がついた。 公開されたのは荒井氏の団体のほか、自民党が質問主意書で疑問を呈した、蓮舫行政刷新担当相の「民主党東京都参院選挙区第3総支部」▽川端達夫文部科学相の政治団体「達友会」−の平成19〜21年分。通常は開示されない「1円から」の領収書を公開した。 荒井氏の団体では、領収書やレシートに「コミック」との表記が
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