ある日突然、記憶だけが子供の頃に戻ったら... 第2の人生とは何か?2011.05.27 12:305,755 タイムスリップでも若返りでもなくて、記憶喪失という形で過去に戻るのです。 彼女の名前はSu Meckさん。現在45歳、既婚、二次の母。Suさんは22歳の時、天井のファンに頭をぶつけるという事故にあいました。1週間後に目が覚めた時、彼女の記憶は4歳の時まで戻っていました。18年分の記憶喪失です。 22歳の時点で2人の息子がいました、まだ赤ちゃんです。が、記憶を失った彼女は4歳児と同じ。2人の赤ちゃんを抱えた4歳(体は22歳)の母となってしまったのです。Suさんは4歳まで戻ってまた人生をスタートしなければいけなくなりました。夫であるJimさんはこう話します「彼女はリブートされたんです。Su 2.0になったんです。」 4歳から22歳の18年間で学んだこと感じたこと、その全てを失ったSu
反響の大きかった質問「もし今の記憶を持ったまま生まれ変われるとしたらどうする?」 人生に「たら・れば」は無く、仮に過去のある時点に戻れたとしても経験や記憶が同じなら、同じことを繰り返してしまうことになります。 しかし、今の記憶を持ったままやり直せるとしたらどうでしょうか。 「もし今の記憶を持ったまま生まれ変われるチャンスがあったら、人生やり直しますか?」という海外掲示板で盛り上がりを見せていた投稿をご紹介します。 投稿されていた質問は以下の内容。 あなたは末期がんだと診断されたり、もうすぐ死ぬという状況だとします。そのとき科学者から、「今の記憶をそのまま取り出して赤ちゃんの肉体に移植でき、完全な記憶を持って人生をやり直すことが可能です。ただし親兄弟や親戚はみんな自分よりも年齢がずっと上で、先に死ぬことになります」と言われたらどうしますか? SFチックな設定ですが、どんな人生になるのか、それ
しこたま酒を飲んで記憶をなくし、どうやって家に帰ってきたのかも覚えていない……といった経験をしたことのある人もいるかもしれませんが、一般的な認識とは裏腹に、アルコールにはある特定の記憶を強化する効果があることが明らかになりました。 しかし酒をたくさん飲めばいいかと言えばそういうことでもなく、強化される記憶は自分自身で認識できない潜在意識の部分であり、ある病気と密接な関係があるとのこと。 アルコールによって強化される「記憶」についての詳細は以下から。Can alcohol help the brain remember? Repeated ethanol exposure enhances synaptic plasticity in key brain area, study finds テキサス大学オースティン校のアルコール依存を研究する施設「Waggoner Center」が、アルコー
・天才が語る サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界 自閉症でサヴァン症候群で共感覚者で、円周率22500桁を暗唱し、10ヵ国語を話す天才・ダニエル・タメットが語る脳の働きと可能性についてのエッセイ集。前作『ぼくには数字が風景に見える』は世界的ベストセラーになった。 最新の脳科学の実験の紹介や、自身の特異な脳の体験に基づく仮説の提示、人間の知性の構造特性の考察、記憶力や創造性の向上に向けたアドバイスなど、博覧強記の天才ならではの幅広い内容になっている。 ベテランの俳優が長い台詞を正確に覚えるコツの話が面白い。彼らは長文を機械的に覚えるのではなく、なぜ登場人物がそれを言うのか、という文脈を理解することで、記憶の「精緻な符号化」を行っているのだという。 「「肉体と精神と感情のすべてのチャンネルを使って、実際にいる相手や、想像上の人物に向かって台詞の意味を伝えるようにしなさい」と指示された学生は、
「暗記ものは寝る前に覚えろ」といったことを、見聞きしたことはありませんか? 実はコレ、脳のメカニズムに基づいているのです。「寝る子は育つ」という言葉があるように、私たちが日々経験する「眠り」は、身体の成長に大切な要素であり、記憶・学習などの脳機能に重要な役割を持つと考えられています。眠ることにより、記憶は整理され、記憶の定着が起きると分かってきたからです。 米心理学誌「Psychology Today」の科学・医学系ライター、Faith Byrnie氏によると、記憶を担う海馬のニューロン(神経細胞)の働きが活発になるのは、私たちが寝ている間だそうです。「記憶の固定には睡眠が効果的である」という研究結果も先月発表されています。脳が記憶の編集や仕分け、バックアップ作業を行っているのは、睡眠中なのです。また、寝てしまった方が、記憶したいこと以外の余計な情報を入れないようシャットアウトでき、記憶定
先月末、ブログと同タイトルの本を上梓させていただきました。『ライフハック心理学』(東洋経済新報社)です。この本は、 行動 → 心理の変化 → 新しい心の状態を獲得する という流れに沿って書いた本ですが、これは、以下の3つの思い込みから解放されることと言い換えられます。 なぜなら、この3つの思い込みは、世の中と自分の心理について、固定的な見方を強めてしまうものですから、それから解放されているということは「心は変えられる」という実感をもっているということなのです。 1、自分の心からはなにも出てこないという思い込み 2、自分の心は変わらないという思い込み 3、他人の心は変えられないという思い込み 1、自分の心からはなにも出てこないという思い込み これから解放される具体的な手法は、連想的に書き連ねていくことです。書くのは、デジタルでもアナログでもかまいません。 断続的にこれを続けていると、他ならぬ
前の記事 小惑星が接近中+「小惑星発見の歴史」動画 脳が加速するとき:「恐怖の時」はなぜ遅い? 2010年9月 8日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehre 人間にとって、時間の感覚とは何だろうか。この問題に関連して、ベイラー医科大学のDavid Eagleman氏は、人間が本当に恐怖を感じるときに時間がゆっくり進む(ように感じられること)という現象に関心を持った。 もちろん、実験室で被験者を死ぬほど怖がらせることは難しいし、倫理規定にも反する。そこでEagleman氏は、この現象を研究するための独創的な実験方法を思いついた。紐なしのバンジージャンプである「SCADジャンプ」を利用したのだ。実験では、被験者は地上約45メートルの高さから落とされ、(うまくいけば)大きなネットの上に着地する。 [Eagleman氏
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