Dubwise Revolution Text by Kentaro Takahashi KING TUBBY Photo by Shizuo "EC" Ishii 世界中のアンダーグラウンドな現場で日々生まれては消えて行くストリート・ミュージックの根底には、今なおキング・タビーが発明したDUBの手法が流れている。さて、そのDUBの魅力とは何なのか? そしてキング・タビーとは? 音楽評論家の高橋健太郎がひも解く。 二十世紀を代表する音楽家を五人挙げろ、と言われたら、あなたは誰を選ぶだろうか? たぶん、答えは十人十色。あっという間にクラシックからジャズからロックから、偉大なる音楽家達の名前が上がって、膨大なリストが出来るのではないかと思う。 だが、五人の中にキング・タビーを含める人はどれほどいるだろうか。たぶん、上位百位や二百位の中にも、タビーの名前を見つけるのは難しいだろう。それ以前に、そ
DJ文化に興味をお持ちの方でしたら、何気なく目にされていることでしょう、“ダブ・プレート(DUB PLATE)”なる言葉。その実態について、CDJournal.com的考察をまとめてみました。 デジカメ/DVDレコーダー/薄型テレビ、いわゆる「デジタル三種の神器」なんて言葉に負けじと、今じゃ「一家に一台ターンテーブル」! ナウなヤングの間では、DJ文化が一般的となった今日この頃。その種の雑誌やレコード店のコメント・カードを見るたびに、はたとその手が止まる“ダブ・プレート(DUB PLATE)”なる言葉。“ダブ(DUB)”と謳っているだけに、重低音ブリブリ&残響音フワフワな逸品なのか!? いやどうなのよ!? と頭の中で1人問答を繰り広げる貴方(小汗ビッショリ)もご一緒に、その歴史を追ってみましょう。 よくよく思い返してみれば、ダブ・プレートをよく耳にするのはレゲエ界隈。路上をはじめ、場所を選
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