私の経営する宮城県のセブン-イレブンは現在、セブン-イレブン本部の職員によって駐車場から24時間体制で見張られています。それ以前には、店舗の出入り口の前に立って営業妨害されたり、従業員が着替える事務室に押し入って監視されました。 こうした嫌がらせ行為に対し、私は6月17日、セブン-イレブン・ジャパン等に対し、精神的苦痛などの損害賠償を求める裁判を起こしました。被告は7月15日の答弁書で、事実関係を大筋で認め、法律的主張については争う姿勢を示しています。(取材・代筆、佐々木敬一) ◇原因はピンハネ疑惑 発端は、2003年にさかのぼります。当時私は、商品の支払いを代行する契約となっているセブン-イレブン本部に対し、再三に渡って、加盟事業者が消費税法に違反しているので、加盟店と直接取引をしている仕入先の原始帳票を開示するよう求めました。 上:本部から渡される「仕入れ伝票」。本部が主張する原価は、