英調査会社のPoint Topicは、大人数でネットワーク・ロールプレイングゲームを楽しむMMORPG(Massively Multiplayer Online Role Playing Game)などに関する最新利用調査レポート「Multi-user online games」の発表を行った。 同レポートによれば、MMORPGユーザーの大半はPCからの利用者で占められており、「World of Warcraft」「Lineage」「EverQuest」などが、これまでの顕著なヒット作として紹介されている。今回の調査では「Everquest II」を例に挙げつつ、たとえ人気を博したタイトルの新作であっても、容易に前作を上回る売上を記録することが保証されている訳ではないとの見解が示されており、これから全く新しいタイトルを発表しても、まだ大ヒットを飛ばせる十分な余地が残されているとしてい
米国新聞社協会(NAA: Newspaper Association of America)は、米国内の中高生のメディア利用実態などを調査した「Consumer Insight」レポートの最新版を発表した。各メディアは、今どきのティーンエイジャーの興味関心を敏感にキャッチして、それにフィットした情報提供を行っていくことの重要性がアピールされている。 同レポートは、昨年10月に米Teenage Research Unlimitedが、米国内の12〜17歳の男女を対象に実施した調査に基づくとされる。調査結果によれば、自宅にPCがあるとの回答が82%、自宅にインターネット接続環境が整っているとの回答が71%に上った。自宅にPCがあると答えた女子学生は84%に達しているのに対して、男子学生は80%にとどまり、自宅のPCでインターネットを利用できると答えた女子学生は74%に達しているのに対して、男子
KDDIの小野寺正社長は都内で記者会見し、フルブラウザ搭載端末の普及が進展するなか、携帯電話によるインターネット利用の方向性や、ワンセグの見通しなどについて語った。同氏は、EZwebなどのような形式のサービスと、フルブラウザを用いたインターネット利用はユーザーの目的の差異によって、すみわけていく、との見解を示した。 KDDIの小野寺正社長 小野寺社長は「EZwebなどが提供している記事情報は、一定の部分は無料で、ある段階から有料になるが、一般のインターネットではほとんどが無料だ。フルブラウザ利用が増えると、これらのようなサービスをEZwebで閲覧する層は少なくなるだろう。そうなると、携帯電話向けインターネットでの情報系サービスは統合化に向かうのではないか。KDDIでは、着うたフル、音楽配信のLISMO、書籍が読めるEZブックなど、有料コンテンツを提供するサービスやオークションなどを展開して
シリコンバレーのスタートアップ、Upstartleで開発されていたWebベースのワープロサービス「Writely」がGoogle傘下となった。今後はGoogle Writelyチームとして開発が継続される。ブログを通じて発表されてから、Writelyのベータサービスはユーザー登録を制限する状態が続いている。 Writelyの特徴はWebサービスであることだ。作成した文書はWritelyのサーバに保存されるので、インターネットに接続し、対応Webブラウザを利用できる環境ならば、どこからでも過去に作成した文書にアクセスできる。また招待を受けた第3者がWeb上で文書に手を加えられるコラボレーション機能も備えている。 英語ベースだが、日本語での文書作成は可能。日本語のFAQも用意されている Webベースのワープロサービスはいくつか存在するが、Writelyは使い勝手の良さが魅力となっている。一般
アリバイサービスというのをご存じだろうか。その言葉通り、アリバイを作ってくれるサービスである。たとえば2〜5日のアリバイだと、カンファレンス・パッケージというものがある。事前にカンファレンスの主催者や、旅行代理店などを騙って、Eメールや電話でカンファレンスの参加を確認してくれる。開催(されているはずの)期間中にも、ちゃんと参加していた証拠となるEメールを送ってくれる。オンラインで申し込むだけで、探偵やなんでも屋に依頼するよりも格安で、手軽に使えるのがポイントだ。初めて存在を聞いたのは3〜4年前だと思うが、今検索してみると、実に数多くのサービスがヒットするので、それなりの結果と需要があるのだろう。 さて、ここ最近、あのEメールは本物か……という議論が各所のトップニュースを飾っていた。騒動の終盤では「民主党は新たに何も提示できず……」という報道が目立ったが、そこで気になったのは「Eメールに証拠
904SH ボーダフォンは、今後発売する端末やサービス展開の方向性について記者発表会を開催した。冒頭、代表執行役社長のビル・モロー氏は、「全分野でトップを目指すのではなく、セグメントに特化し、写メールのように強みを持つメッセージングの分野でリーダーシップを発揮していく」と語り、今後の展開としてメールなどのメッセージング・サービスに注力していくことを明示、続いて登場した代表執行役会長の津田志郎氏も「2005年は反転攻勢の年だったが、2006年は正念場」と語り、「3Gへの本格的な移行」と「イノベーティブなボーダフォンの復活」など今後の方向性を明らかにした。 とくに、「3Gへの本格的な移行」に関しては、昨年は17機種中11機種を3G機とし、基地局の増設により人口カバー率も99.89%を達成、3G契約者数は250万件を超え、全加入者の16.8%にまで急増したことなどを踏まえ、「3Gへの移行は着実に
米Apple Computerは2月28日(米国時間)にカリフォルニア州クパチーノの本社で製品発表会を開催、Intel製CPUを搭載した「Mac mini」、iPod用の新スピーカーシステム「iPod Hi-Fi」などを発表した。 今回の発表会はApple本社のタウンホールで開催された 開始直前、壇上には黒い布で覆われた2つの台 発表会が始まる前、壇上には2つの台が置かれ、それぞれに黒い布がかぶせられていた。まず最初に比較的小さく見える台の布が取り払われ、Mac miniが登場した。見た目にはまったく変わらない。しかし、その中にはMac miniの世界を大きく広げる数多くの新機能がつめ込まれている。 新Mac miniの最大の特徴はIntelのCoreプロセッサ搭載である。同社は今年1月のMacworldで、デュアルコアプロセッサのCore Duoを搭載したデスクトップPC「iMac
未踏ソフトウェア創造事業 千葉滋PMは24日、電通国際情報サービス品川本社ホールにおいて、2005年度上期未踏ソフトウェア創造事業公募において採択した4案件に関する最終成果報告「平成17年度上期未踏ソフトウェア創造事業 千葉PM 成果報告会」を開催した。 本レポートでは、なかでも笹田耕一氏によって取り組まれた「オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの処理系の刷新」について報告する。 東京農工大学大学院 工学部 博士後期課程 笹田耕一氏 YARV YARV(Yet Another Ruby VM、ヤルブと読む)は、笹田耕一氏によって開発されているRuby仮想マシン実装のひとつ。標準のRuby仮想マシンに比べて特定の場合をのぞき、ほぼすべての場合において処理が高速になるという特徴がある。世界中でもっとも高速に動作するRuby仮想マシンを目指して開発がおこなわれているもので、22日には最新のYA
米LiftPort Groupは、地球と宇宙空間を結ぶエレベーター「LiftPort Space Elevator」の上空における開発テストが順調に進んだことを発表した。2018年4月12日を運航開始目標に定めて、今後も研究開発が続けられる。 LiftPort Space Elevatorは、太平洋上の赤道付近にベースとなる海上プラットフォームを設置して、約62,000マイル(約10万キロメートル)上空の宇宙空間まで、カーボン・ナノチューブ製のエレベーターケーブルを伸ばす構想のプロジェクト。実際の運航には、海上のベースより供給される電力で稼動するロボットタイプのリフター「Robotic Lifter」が用いられ、搭乗者や物資を載せて、地球と宇宙空間を往復することが可能になるという。 すでに同社は、米連邦航空局(FAA: Federal Aviation Administration)の認
無線LANを共有するコミュニティ活動を展開するスペインのベンチャー企業、Fonは2月5日、Google、Skype、Index Ventures、Sequoia Capitalの4社から投資を獲得したことを発表した。投資金額は総額約1800万ユーロ。コミュニティベースの運動としてはじまったFonが打倒テレコムオペレータを目指して、本格的に活動を展開する基盤を整えつつある。 Fon創始者のMartin Varsavsky氏によると、Googleら4社は総額1800万ユーロをFonに投資することで合意したという。4社のうち、Index VenturesとSequoia Capitalは、Skypeなどインターネット関連企業に投資する著名なベンチャーキャピタル。Google、Skypeとは、財務面だけでなく、戦略面でも支援・協業するというが、Varsavsky氏のブログでは具体的なことは明らかに
サンフランシコで開催されたMacworld Conference & Expo 2006における発表以来、各所で注目を浴びているIntel CPUを搭載したMacintosh。出荷も始まり、既に手元に届いた読者も多いだろう。CPUアーキテクチャの変更という大きな移行を果たしたわけだが、その能力を発揮する鍵は、PowerPCもIntelもサポートするUniversal Binaryアプリケーションだ。ユーザにしてみれば、いま使っているアプリケーションが早期に対応して欲しいところだ。 開発者にとって、Universal Binaryへの移行は大きな問題だ。いままで開発したソフトを、ビルドし直して、IntelとPowerPC両方のアーキテクチャで問題なく動くかチェックしなくてはいけない。そこにどのくらいの手間がかかるのか、またその苦労に見合うだけの効果を得ることができるのかが、気になるだろう。
幅562mm×奥行き570mmで設置場所を選ばない、5kgタイプのシングル向け洗濯乾燥機「NA-FV500」 松下電器産業は、単身者向けの洗濯乾燥機「NA-FV500」を発表した。2月1日よりの発売を予定しており、価格はオープンプライス。市場での実勢価格は5万5,000円程度になる見込み。 洗濯乾燥機の多くがファミリー向けの製品である中で、単身者向けのモデルとして存在していたのが、同社のNA-FDH50A。ヒーター方式の乾燥機能を備えた洗濯乾燥機としては、業界唯一の5kg機としていた。NA-FV500はその後継モデルとなる。従来機と同様に、5.0kgまでの洗濯と2.5kgまでの乾燥が可能。2.5kgの洗濯物の洗濯から乾燥までにかかる時間は約5時間。NA-FV500では、新たに「少量コース」が搭載されており、0.5kgまでの洗濯物なら約2時間で仕上げることが可能だという。 洗濯は、4滝「泡フ
米Apple Computerは1月10日(米国時間)、サンフランシスコで始まったMacworld Conference & Expoの基調講演において、CPUに「Intel Core Duo」を搭載した「MacBook Pro」と「iMac」を発表した。MacBook Proは2月出荷予定で、iMacは即日出荷される。 MacBook Proは、1.83GHzと1.67GHzのIntel Core Duoプロセッサを搭載した2モデルが用意されている。どちらも2MBの共有2次キャッシュを備える。フロントサイドバスは667MHz。スロットローディング式SuperDriveを搭載、iSightカメラを内蔵する。Front Rowに対応し、Apple Remoteコントローラが付属する。AirMac Extreme(802.11b/g)、Bluetooth 2.0+EDRを内蔵。Fire
最近、冊子の体裁を持つマニュアルが省略されたコンピュータ関連製品をよく見かける。つい数年前までは、バルク品でもないかぎり紙のマニュアルが同梱されていたはずだが、最近は有名メーカーの製品といえども、CD-ROMに「PDF」の形で収められていることが少なくない。官公庁がWebサイトで公開する文書も、いまやその多くがPDFになっている。 ふと回りを見やれば、俗に"ゲラ"と呼ばれる著者校正用の試し刷りもFAXではなくPDFを使う機会が多くなった。また、Mac OS Xのように、システム標準のフォーマットとしてPDFを採用するOSも登場するなど、PDFはますます身近な存在になっている。Windowsプラットフォームにおいても、最近ではフリーのPDF生成ツールが続々と登場し、"見るだけ"から"作る"ものへと認識が変わりつつあるようだ。 本特集では、PDFの特徴と長所について再確認するとともに、フリーの
米Apple Computer インタラクティブ・メディア・グループ、プロダクト・マーケティングの、フランク・カサノヴァIIシニア・ディレクター H.264が再生可能になったQuickTime 7が出荷されて、半年が経つ。H.264の活躍する分野は、HDサイズの映画用ファイルから、iPodや携帯電話といったモバイル機器まで、幅広く拡大している。Apple ComputerのQuickTime担当である、インタラクティブ・メディア・グループ、プロダクト・マーケティングの、フランク・カサノヴァIIシニア・ディレクターに、H.264に対する手応えから、QuickTimeの今後の戦略まで、話を伺った。 --H.264は、どの分野のコンテンツで使われることになるでしょう。 カサノヴァ氏: 現時点では、H.264は初期の段階にあると言っていいと思うんです。私どもの調べでは、200社以上の企業が、H.2
メディア企業の米Time Warner傘下の米America Online(AOL)と米Googleは12月20日(現地時間)、オンライン広告の分野を中心とした戦略的提携を行うと発表した。今回の提携により、GoogleはAOLに10億ドルの投資を行い、同社株の5%を取得する。この発表以前にも、米Microsoftや米YahooがAOLとの提携を狙って交渉を進めてきたといわれているが、最終的に現在もAOLサイト向けに検索エンジンを提供しているGoogleに交渉相手を絞り、既存の提携内容をさらに拡張する方向を目指したとみられる。 この提携は16日(米国時間)に、経済紙の米Wall Street Journal(WSJ)をはじめとする米メディア各社によって一斉に報じられていたものだ。そして今回、両社から正式に提携に関する詳細が発表された。提携内容は、主にオンライン広告に関するものとなっている。現
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