安倍総理大臣は、日銀との連携強化に向けて取り交わすことにしている文書の内容や白川総裁の後任人事などについて検討を進めるため、15日、金融の専門家らと会談し、デフレからの脱却には大胆な金融緩和を進めることが重要だという認識で一致しました。 総理大臣官邸で開かれた会談には、安倍総理大臣、麻生副総理兼財務大臣、甘利経済再生担当大臣、菅官房長官、それに内閣官房参与を務める、アメリカ・エール大学の浜田宏一教授や静岡県立大学の本田悦朗教授など、合わせて7人の金融の専門家が出席しました。 この中で安倍総理大臣は、「デフレからの脱却のため、大胆な金融政策と機動的な財政政策、そして民間の需要を喚起する成長戦略の3本の矢でやっていきたい。特に金融緩和が大事だ」と述べました。 これに対し、出席者からは、「デフレ脱却のためには大胆な金融緩和をしていかなければならない。これまでもそういった主張をしてきたが、あまり取