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自分の子どもに予防接種を受けさせるかどうか、迷ったことのある人もいるのではないでしょうか。 国は、風疹や百日せきなど、感染や重症化を防ぐワクチン接種を推奨していますが、最近、接種をためらう人がいて問題となっています。 背景にあるのは、SNSなどで「根拠のない危険」を過剰にあおる情報が拡散していることです。 ネットでの情報に惑わされ、我が子を感染症のリスクにさらしてしまったという山本亜紀子(やまもとあきこ)さん(仮名)。 今年(2019年)に入るまで、現在4歳の次男に「4種混合(百日せきなど)」や「水ぼうそう」など、国が子どもに推奨するワクチンを接種させていませんでした。 ワクチンを“忌避(きひ)”するようになったきっかけは、かつて近所の母親サークルで「ワクチンは危険」だと聞いたことでした。 山本亜希子さん(仮名) 「長男は、ワクチンをほとんど自費のものとかも全部打ってたんですけど、その話を
奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校で教諭4人が2学期が始まって以降に一度も出勤していない問題があり、4人は30日、読売新聞などの取材に応じ、「他の教諭や管理職によるいじめやパワハラがあり、体調を崩した」と訴えた。 4人は2~3年生の学級担任を務める男女(20~50歳代)。管理職を含む6人から暴言などの被害を受けたと主張し、うち20歳代の女性教諭は昨年6月頃から、同じ学年の担任の50歳代女性に「秘書」と呼ばれて雑務を押し付けられたり、無視されたりしたという。いずれも医師から3~4か月の休養が必要と診断されたとしている。 また、4人は8月末の職員会議で職場環境の改善を求めたほか、大和郡山市以外の学校への異動を県人事委員会に要求したという。 児童らに対しては「子どもたちの夢を見ることもある」「一緒にやりたいことがたくさんある」とし、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪した。 市教育委員会によると
私は理系科目が物凄く苦手だ。高校生のとき「上手くいってたら80点、失敗していても60点は取れてるな」と思った数学のテストで0点を取って留年しかけて以来、理系科目とは距離を取っている。同時期にはSF小説とも何となく距離感ができてしまった。しかし、こうした過去の(私からの一方的な)理系への遺恨を乗り超え、ページをめくる手が止まらなくなり、何なら今から数学を勉強しようと思い立ったSF小説、それこそが『三体』だ。 『三体』は中国を舞台にした驚きのSF小説である。ナノテクノロジーの研究者である汪淼(ワン・ミャオ)は、絵に描いたような野獣刑事の史強(シー・チアン)に連れられて、謎めいた会議に参加する。そこで世界中で科学者が次々と自殺する怪事件が起きていることを知らされる。さらに汪淼の身にも次々と不可思議な現象が起き始め――。あらすじは触りの部分だけ書いておこう。ここから物語は、謎のオンラインゲーム『三
ライター/批評家のimdkmが初の書籍『リズムから考えるJ-POP史』を刊行したことを受けて、9月25日にユーロライブにて盟友・tofubeatsをゲストに迎えた対談イベントが開催された。『リズムから考えるJ-POP史』執筆のきっかけから小室哲哉がJ-POPに与えた影響、宇多田ヒカルのリズムの解像度、そしてimdkmの今後の執筆の予定についてまで話は及んだ。(編集部) 『リズムから考えるJ-POP史』の出版について imdkm imdkm:元々「リアルサウンド」や自分のブログに、ポップスやヒップホップ、EDMなどのリズム構造や構成の分析、J-POPの歌の譜割りについての記事を書いていたんですよ。リズムについては、自分の得意技の1つにしようかなとは思っていましたね。そこに本の依頼もあったし、2018~2019年に出たJ-POPの新譜で、リズムのアプローチが面白い作品が多くて。この本はそういう
GWに以前よく聴いていた音楽を聴き直していた。長谷川白紙氏が高校生の時ピアノ練習を配信していたのを、無性に聴きたくなった。良かった、アーカイブまだ残っていた。やっぱり歌がいい。すっと体にしみこんできて、ギュッと心臓を握りつぶしてくる。 肌色の川 (2016年8月31日リリース) 長谷川白紙氏を知ったのは、もちろんパソコン音楽クラブがきっかけ。鍋好きの鍋川鍋夫だから、パソコン音楽クラブで灰汁取りを担当してたよね。私が最初に聴いた曲はこの「肌色の川」だった。あふれているFuture BassやFuture Funkとは全く違うし、歌い方が上手くて驚いた。彼の声は「ギフト」だと思う。ずっと誰かに例えられないか考えているんだけど、結局ハイトーンボイスのどの歌手とも違う。高い声だが女性っぽくなく、むしろ色気がある。話すときも歌うような声で話すから、地声なんだろうな。作曲や演奏は知識や練習で良くなるけ
スタイリストの長友妙子です。 芸能人、舞台人、政治家、ビジネスエグゼクティブなど、第一線で活躍する方のためにスタイリングを36年間手がけてきました。 テレビ出演や記者会見のような仕事上のシーンから、プライベートまで、その方が最高のパフォーマンスができるよう、総合的なスタイリングを行なっています。 先日、「即位礼正殿の儀」の際の首相夫人のドレスに注目が集まってますが、ここまで話題に上がるのも、ご覧になった多くの人々が違和感を覚えたからでしょう。 私も専門家として強い興味を覚えましたが、批判的なコメントのほとんどが、ファッションについて専門外の方からのもので、中には心無い中傷誹謗も多くありました。 最高のドレスコードが求められる先日の儀式のような場こそ、私が常に仕事をしているシーンであり、こうした機会がただのバッシングで終わるのではなく、日本のファッション文化が成長する機会になればと思い、考え
「身の丈」発言は英語入試を「正しく」表した 大臣の言葉であらわになった本質。撤回・釈明しても問題は消えない 刀祢館正明 朝日新聞記者 萩生田光一・文部科学大臣には感謝したい。「複雑でわかりにくい」と言われてきた新しい大学入試の英語が抱える問題の核心を、たった一言で明らかにしてくれたのだから。 その一言とは、今やすっかり有名になった「身の丈」発言だ。 10月24日のBSフジの番組に出演した萩生田大臣は、キャスターから大学入試に英語民間試験を使うことについて、お金や住む場所などに恵まれている受験生と、そうでない人との「公平性」について問われ、こう答えた。 「自分の身の丈に合わせて2回(の英語民間試験)をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえれば」 どういうことか。 おさらいをすると――2020年度から始まる新しい大学入試の英語では、受験生は、新しい「英検」や「GTEC」(ベネッセが実施)など七つ
今年7月の参院選では、河井氏は、妻の案里氏を参院選広島選挙区(改選2)に出馬させ、自民党現職と野党候補との間で、熾烈な選挙戦となった。結局、菅義偉官房長官や公明党などの支援を受けた案里氏が、自民党現職を振り切り、初当選。夫の克行氏は、9月の内閣改造で、法務大臣として待望の初入閣を果たした。 7月の参院選で初当選した河井案里氏 ©共同通信社 選挙でのウグイス嬢の報酬は、公職選挙法で上限額が1日1万5000円と定められている。だが、「週刊文春」がウグイス嬢や河井氏の後援会関係者、広島県連関係者などを取材すると、案里氏の事務所はウグイス嬢13人に対し、法定額の倍の1日3万円を支払っていた疑いがあることがわかった。さらに、ウグイス嬢の領収書や支払いを記した“裏帳簿“を入手。こうした文書によれば、案里氏の事務所は、選挙期間中には、1日1万5000円を支払ったことにして領収書をウグイス嬢に書かせ、残り
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