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ブックマーク / deztec.jp (34)

  • 大学はサービスが悪い

    1. いわゆる救済措置について(渡辺己さん) 香川大学経済学部地域社会システム学科の言語学教授が主に学部4年生に向けて書いた文章。点数の足りない人に単位はあげません、という話。 授業中に「いわゆる救済措置(試験後にレポートを書けばそれで単位を出す等)はしないので、単位乞いには来ないこと。4年生以上は特に気を付けること」と何度も何度も言うのだが、問題は授業に来ていないひとなので言っても効果があまりない。 救済措置を講じないこと自体は賛成。でも話のディテールには、少し思うところがある。 【溶けゆく日人】「最高学府」が泣いている(Sankei WEB) この記事には、引っかかるところが多々ある。 大学事務室への親からの“理不尽な要求”は卒業するまで絶えることはない。 留年した学生の親からの「なぜこうなる前に知らせてくれないのか」という注文▽履修ミスをした学生の親からの「息子のために(履修を)や

  • Mac の教訓:私はビットマップフォントが好き

    蕎麦処 ぱろある亭: メイリオ Windows Vista 搭載のメイリオというフォントが期待外れだったという意見。 私はそもそもアンチエイリアスのかかった文字が嫌いという少数派なので、メイリオ云々以前の部分で疎外感を覚えている。 大学の研究室のパソコンは Macintosh だった。先生の趣味。それで1年間、少なくとも研究室ではずっと Mac を使い続けたのだけれど、そのときほとほと Mac が嫌になったことを思い出す。OS X と Windows98 なら自分は絶対に Win98 がいい、と痛感させられる体験だった。 Win98 の優位点はタスクバー・メニューバー・フォントの3つ。自分がいくつのアプリケーションを動かしているのかすぐに忘れてしまう私にとって、タスクバーに常に起動中のウィンドウが表示されるのはたいへん有難い。メニューバーが各ウィンドウにあるから、二つのウィンドウを並べて交

    heptathorpe
    heptathorpe 2007/03/03
    心から同意。
  • 独占欲と恋愛感情の癒着を解消することは現代社会の大きな倫理的課題

    いろいろな小説を読み、ドラマを見てつくづく思うのだが、現代社会の倫理観には人間を不幸にする大きな欠陥が少なくともひとつある。 「恋愛に独占欲を持ち込んでよい」というルールがそれだ。 1対1の関係のみを「正常」とし、恋愛関係に独占欲を持ち込むことを全肯定する考え方を幼少時より刷り込んでいく教育に起因する不幸が、この世の中にはあまりにも多すぎる。価値観なんてものは考え方ひとつなのに、生まれ持ったものではないのに、物心つく前から延々とひとつの考え方ばかり教えられてきた結果、大いなる錯覚をしてしまう。恋愛関係は多対多が正常で、1対1はバリエーションのひとつに過ぎない、ってことにしておけばいいのに。 家族愛や友愛は多対多で問題ないのに、どうして色恋沙汰になると1対1ルールの遵守が正しいという考え方を疑わないのか。価値観闘争に勝利してきた考え方なのだから、それなりにメリットがあるのだろうけれど、「価値

  • 雑記(+白鳥は素晴らしい、家鴨も素晴らしい)

    雑記 インターネットで蝉を追う なんで白鳥があひるよりいいんだよ、働かないアリ、カメになりたい(id:MrJohnny さん)で紹介されていたサイト。「アリとセミ」の物語がいかにして「アリとキリギリス」へ変化したのかを追いかける。面白かった……が、こりゃお勧めはし難いな。読み物としては全くこなれていないもの。「よーし、自分で語りなおそうか」と思ったけど、すぐガス欠に。 ところで、id:MrJohnny さんの日記は面白いね。毎回、ちょっとずつ引っかかるところもあるので、追っかけ感想日記を書くだけでブログになりそう。なりそう、というだけで自分ではやらないのだけれど。いや、書きたいのですがね、続かないんですよね。とりあえず1回分、書いてみるとこんな感じ。 白鳥は素晴らしい、家鴨も素晴らしい アンデルセン童話の「みにくいあひるの子」は「白鳥はあひるよりも上」という価値観につらぬかれております。菊

    heptathorpe
    heptathorpe 2006/07/01
    白鳥は無理して家鴨になろうとしていたから不幸だった。
  • いじめは他人の犯罪ではない(簡略版)

    いじめは他人の犯罪ではない(2006-06-28) 徳保氏に対するアンサー(id:muffdiving さん) いじめられっ子問題・追記(ナツさん) 以下、簡潔に語り直します。「応答」はしません。あとは読み比べていただければ。 碓井真史さんの発言は、「反社会的性向を持つ人間はイジメにあいやすい」という内容を含むが、これは決して「反社会的性向を持つ人間はイジメにあって当然だ」という意味ではない。畠山鈴香さんを主題とする文章ゆえに、イジメの加害者に対する批判は割愛されているが、いじめられる「理由」を「正当な理由」と読み替えるのは誤読だ。→原因と責任(2006-07-01) 個々人の判断の集積がイジメの構造を作り出す。ふつうの人々が「自分の気持ちに素直になる」とイジメが生じる。多くのイジメには「理由」があるが、どんな「理由」もイジメを正当化しないことをみなが自覚し、「嫌いなあいつ」との関係を再考

    heptathorpe
    heptathorpe 2006/07/01
    そうですね。
  • 趣味のWebデザイン - 情けない

    「スクープ」by加藤あい-24tv scoop - goo 辞書 話のレベル、語彙のレベル。- [未来予報2011] 順番に読んでください。私はガツンとやられました。 昔、頑張って覚えた言葉をいつの間にか忘れ去っていたことを恥じるどころか、忘却に依拠して他人を判断してしまう自分の愚かさ。情けない。 見出しと直下の外部リンク Information Old:今日のトラブル New:えっけんさんと「うまくやる」コスト 注意書き 筆者は徳保隆夫(とくほたかお)です。1980年愛知県生まれ。千葉県成田市育ち。メーカーに技術者として就職後、関東各地を転々としています。……という設定です。 私の文章は全て実記ではなく小説なので、客観的事実と異なる記述を多々含みます。 著作権は主張しません。詳細はInfoで、過去ログなどはNoteでご案内します。 twitter / /

    heptathorpe
    heptathorpe 2006/05/25
    知っている人が知らない人から物を知らない奴だと馬鹿にされる話。scoop = スコップとは知らなかった。
  • 趣味のWebデザイン - 敵の土俵に乗る:内輪向けジョークで辻説法

    1. 経済学がこの世から消えたら・・・(経済学版より) なぜ bewaad さんらがこれを批判しないのか、どうもよくわからない。まあ、批判はしないまでも、こうしたいい加減な経済学擁護が有効であり、正しい目的のためなら許容できるとするならば、人権擁護法反対論批判における bewaad さんのスタンスも微妙になりますよね。 bewaad さんは(当時検討中であった)人権擁護法案に(少なくとも積極的には)賛成しないが、反対論の大半は事実誤認と非現実的な仮定に基づいており、看過し難いとの立場を堅持されました。私はこれを「手段を選ばないことへの批判」として(も)受け取りました。けれども、経済学擁護のためなら他人が主張してもいないことを主張していると誤解させるような表現さえも使ってよいとするならば、明らかな矛盾が生じます。私は一概に矛盾を否定しませんが、合理的な説明があるなら知りたい。 「経済学がこの

  • 趣味のWebデザイン - 悪癖

    情報無しで事前に沈静化するブロゴスフィアの方がいいのだろうか?(essa さん) というか、情報もないのに先入観に基づく憶測でガンガン盛り上がり、多少の否定的情報は「信じられない」として受け入れない、そして(常識的には)決定的といってよい否定情報がもたらされると、ようやく沈静化する。そのとき誰も何ら反省の弁を口にすることなく、「そもそも疑われる奴の日頃の行いがいけないんだ」と愚痴る。それがブロゴスフィアの現状なのであれば、改善の余地は十分にあると私は思う。 典型的な事例だから何度も例に挙げるけれど、avex 社長の家族に対する殺害予告事件は、自作自演の線で盛り上がった。犯人は2ちゃんねらで、逮捕もされたのだけれど、あらぬ疑いをかけていた人の中で、きちんと謝罪した名無しさんを私は知らない。ハンドルネームで活躍されている方でさえ、頬かむりしている人が少なくないし、明確な証拠もなく書きたてた疑惑

    heptathorpe
    heptathorpe 2006/04/24
    そうだね。
  • ゲーム脳問題:えこひいき

    バーチャル社会の弊害から子供守れ 警察庁が研究会 同庁生活安全局に事務局を置き、ジャーナリストの江川紹子さんや京都医療少年院の精神科医、岡田尊司氏、首都大学東京の前田雅英・都市教養学部長ら心理学、教育、法律の専門家ら十五人が委員を務める。 岡田尊司さんか……。岡田さんが医療の専門家枠だとすると、結論は見え透いているような気がします。ともあれ、ゲームを擁護したい人はベストセラーを書かなければダメですね。「テレビゲームと子どもの心」は売れていないのかなあ。目下、期待の星は久保田競さんの「バカはなおせる」ですね。読みやすいので、お勧めしたい。 ところで、森昭雄さんの「ゲーム脳の恐怖」や岡田尊司さんの「脳内汚染」などのゲーム批判にガンガン反撃する人は、たいてい「疑似科学に怒りを燃やす正義の人」を装っている。彼らが東北大学の川島隆太さんの提唱する「脳を鍛える」云々を看過しているのはなぜか。ひとりで全

    heptathorpe
    heptathorpe 2006/04/07
    「ゲーム脳」も「脳を鍛える」も非科学なのに,なぜ前者だけが叩かれるのか。
  • 無断リンク禁止派と闘う理由を問い直す

    1.主張 「無断リンク禁止」という主張をことさらに批判し、あるいは嘲笑するような記事は世の中に少なくないのだが、私が少し奇妙に感じるのは、「リンクは自由にしてよい」と主張する側が、あまりにも「当然にこの主張は正しく、法的にも理がある」と自信満々であることだ。いや、彼らの主張自体が全くの誤りであるとは、私も思わない。なるほど、リンクする権利は広く認められ、法的にも保障されているのであろう。しかしそれならば、粛々とリンクすればよいのではないだろうか。 たまたま現在、法律で認められている行為について、「禁止すべきだ」と発言し、その意図を実現するべく行動を起こすことは、自由主義国である日において、基的には認められる。よって「リンク禁止」を掲げることは自由だし、「無断リンク」を糾弾することもまた自由である。 もちろん、当人がどういおうと、何を考えていようと、法は無断でのリンクを認めるのだから、リ

  • 趣味のWebデザイン - ものぐさの言い訳さがし

    清く正しい棚の作り方(西町「頑固堂」書店) 壁一面の棚の作り方(西岡達裕さん) 「素人でもできる」ことと、実際にやるということとの断絶を、読んでいるだけでもひしひしと感じた。「できそうだ」と思っても、実際にはできないことは多々ある。だんだん勘が冴えてきて、「できそうだ」といま自分は思っているが、実際にはできないだろうな、なんて厄介なことを考えたりする。それはようするに「できなさそうだ」ということじゃないのかい? という突込みまで自分でやるのだから忙しい。 私がこういうのを見たり読んだりしていて思うのは、重い腰を上げるコストですね。自炊もたまにしかやらないから面倒なので、毎日やれば、手間は同じでも気分はだんだん楽になる。最初の一歩、二歩、三歩くらいまでに必要なエネルギーが小さい性格を羨む人は多いけれど、けっこう危なっかしいんですよね。ま、私は面倒くさがりの自分とずっと付き合っていくつもり

    heptathorpe
    heptathorpe 2006/03/30
    多分作らない。
  • 趣味のWebデザイン - 最初から敗北を運命付けられている闘い

    BI@K::2ちゃん軍板の方々へ(2005-11-08) 私が思い出したのは、BI@K:writings:書評(2003年)に収められた「経済論戦/いまここにある危機の虚像と実像」(野口旭著)の書評でした。bewaad さんは、こう書いていらっしゃる。 野口旭は、リフレ派の中でも活発な活動をしている学者の一人であり、その著作も多い。しかし、書には、微妙な方向転換が感じられる。といっても内容が、ではない。デフレの害への警鐘に始まり、構造改革論や中国アメリカなど外国に罪をなすりつける議論を排し、オーソドックスな経済学に立脚しつつ金融緩和を説き続けていることは、野口の以前の著作と同様である。異なるのは、野口の姿勢だ。 例えば、書と似通った狙い・内容である「経済学を知らないエコノミストたち」においては、経済学の知見を広めることが現在の日の窮状を救うとの信念が全体を覆っていた。しかし、書に

  • 無理してモテても意味ないし

    歴史を書かない女性たちについて終わらない夏というモテ・非モテを語った記事と関連があるのでは? との指摘がありましたが……私には理解できませんでした。 モテ・非モテの話題はオタク方面で人気ありますけど、自分自身の問題としては切実感ないです。私はある時点でアドレス帳を捨ててしまったのだけれども、それは何故かといったら、人間関係を維持することが煩わしくなったからでした。よーく考えてみたところ、「私にとって、人とのつながりの価値は、維持コストに見合わない」という結論に達したのです。(参考?) だいたい虫唾が走るくらい電話が嫌いなのに、電話番号を交換するなんて馬鹿げています。メールなんて面倒くさすぎて書く気がしないのに、アドレスを教えてもらっても意味がない。全然興味ないのに服屋へ行くのもアホらしい(ただ着るだけの服ならスーパーの通路沿いのカゴから拾えばいい/安いしね)。土日は出かけたくないのに外出の

    heptathorpe
    heptathorpe 2005/08/30
    The dirty half dozen
  • 趣味のWebデザイン - なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか?

    0. なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか? 素人有権者の一人として考えた内容をまとめました。(改訂:2005-09-02) 1. 最初に断っておきますが、9月11日の衆議院議員選挙は、過去の選挙と同様、基的にはどう転んでもいい選挙です。小泉総理会見(2005-08-08)を素直に読めば、現時点で郵政公社を民営化することに賛成なら自民党支持、反対なら民主党支持となります。しかし実際には民主党も、政権政党となった途端に自衛隊を認めた旧社会党のように、政権をとれば民主党なりの郵政民営化法案を国会に提出するはずです。 クリントン政権とブッシュ政権とで路線変更は多々あるものの、アメリカ合衆国は相変わらずアメリカ合衆国であり続けます。根的な変化が選挙でもたらされる状況にはない。革新派のミッテランさんから保守派のシラクさんへ大統領が変わってもフランスはフランスでした。保守党のメージャーさんから労働