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哲学に関するhg_masaのブックマーク (2)

  • 知性について 他四篇 - 情報考学 Passion For The Future

    ・知性について 他四篇 ショーペンハウエルによれば知性とは普遍的な事柄の認識能力である。知識欲が普遍へ向かうと学究心と呼ばれ、個別へ向かえば好奇心になる。個別への関心は動物でもあるが、普遍をとらえるのは人間だけである。だからその普遍度が哲学や芸術のように高ければ高いほど知的レベルが高い、とする。逆に知性が欲望を満たすことや実践的な物事の処理に奉仕するのは、低レベルな知性だという。 そして世の中を大多数の凡人と、一握りの天才にわける。 「大多数の人間は、その性上、飲と性交以外の何事にも真剣になれないという性質をもっている。この連中は、希有の崇高な資質の持ち主が、宗教や学問や芸術の形で世の中にもたらしてきたすべてのものを、たいていは自分の仮面として用いて、ただちに彼らの低級な目的のための道具として利用することになる。」 つまりショウペンハウエルに言わせれば"プロ"や"MBA"は知性のうちに

  • 現代の批判―他1篇 - 情報考学 Passion For The Future

    ・現代の批判―他1篇 キルケゴールが1846年に書いたなのだが、ここで批判対象の現代はそのまま私たちの現代とつながっており、この160年間というもの、現代性というのはほとんど変わっていないのかと可笑しくなる。基にあるのは、革命時代は質的に情熱的で躍動の時代だった、それに比べて現代は情けない、トホホという論調である。 「現代は質的に分別の時代、反省の時代、情熱のない時代であり、束の間の感激にぱっと燃えあがっても、やがて小賢しく無感動の状態におさまってしまうといった時代である。 アルコール飲料などの消費量の統計表があるのと同じように、分別の消費について年代順の統計表を作ってみたとしたら、今日いかに莫大な量の分別が消費されているかを知って、ひとはびっくりすることだろう。」 キルケゴールに言わせると、現代は情報過多というより分別過多なのだ。物を知りすぎて、わかったつもりで、考えてしまうから

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