タグ

2014年12月7日のブックマーク (6件)

  • 祖父江慎デザイン「心」 - 新・整腸亭日乗

    祖父江慎デザインによる、漱石自筆原稿に基づく『こころ』(岩波書店,2014)が刊行された。漱石の『こころ』のテキストは、多数存在するが、岩波全集最新版は、自筆原稿に基づくと謳っているけれど、原稿に完璧に近いテキストが、ここに誕生した。 漱石 心 (祖父江慎ブックデザイン) 作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/11/27メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 底は、夏目漱石による自筆原稿とし、誤記か意図的な表記か判別しづらいものだけでなく、明らかな誤記もそのままとした。また、ふりがなについては手書き原稿に記載されたもののみを原稿どおりに記載した。 と著者および編集部はあとがきに記している。 デザインの良さは、函・表紙・序などにも、祖父江氏の工夫が随所に見られる。「ほぼ原稿そそまま版」と帯に掲載されたとおり、これまで刊行された『心(こころ)』のど

    祖父江慎デザイン「心」 - 新・整腸亭日乗
    hharunaga
    hharunaga 2014/12/07
    「漱石は、語彙の使い分けや独特な用語を、意図的あるいは無意識に使用している。なぜその言葉を使用しているのかを読者が判断する材料として、今回の祖父江版を上梓したと解すべきだ」
  • 橋本治さん、明治の文学者の苦闘を考察 : 本よみうり堂 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    古典、美術、浄瑠璃などの芸能。様々なものを自在に論じてきた作家の橋治さん(66)が、日の近代文学を考察した評論『失われた近代を求めて』(朝日新聞出版、全3巻)を完結させた。 二葉亭四迷、田山花袋、島崎藤村、夏目漱石など、明治の文学者の苦闘と向き合った。 「戦後生まれのチャカチャカした進駐軍文化のもとで育った子供ですからね。真面目な日の近代文学なんて、若い頃はメンタリティー(精神性)が合いませんでした。でも、自分の仕事からここだけ抜け落ちているので、逃げるわけにはゆかないなと思っていた」 今回の著作は、「言文一致体の誕生」「『自然主義』と呼ばれたもの達」「明治二十年代の作家達」の3巻構成。読みどころの一つは、著者が明治の小説や評論にじっくりと触れ、「文学的常識」とされる現象を検討し直すことだ。 例えば明治文学史はよく、新時代の青年が自己の内面を表現するのにふさわしい文体を探し、四迷の言

    橋本治さん、明治の文学者の苦闘を考察 : 本よみうり堂 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
    hharunaga
    hharunaga 2014/12/07
    『失われた近代を求めて』完結。「近代文学をそれ以前のものと切り離しては、言文一致体のことは何も見えないと思う。」「近代文学はまず、それぞれの書き手の苦闘の跡でした」。
  • 東京新聞:原子力推進の現代史 秋元 健治 著  :Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)

    トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 原子力推進の現代史 秋元 健治 著   Tweet mixiチェック 2014年12月7日 ◆危険ゆえの責任回避構造 [評者]米田綱路=書評家 いまから六十年前の一九五四年、マグロ漁船の第五福竜丸がアメリカの水爆実験によって被曝(ひばく)し、日で反原水爆運動が強まった。同じ年、のちに首相となる中曽根康弘議員らが原子力関係予算案を国会に提出し、原子力推進の国策がスタートした。 書はこの六十年の原子力推進の歩みを、利益配分と利権の一大システム「原子力推進複合体」の構造分析を通じて明らかにする。「原子力ムラ」理解をさらに推し進め、原子力が質的にもつ危険性こそが、このシステムを作り上げたとみる点が特徴的である。 反原水爆と原子力を折り合わせたのは、五三年にアイゼンハワー米大統領が打ち上げた

    hharunaga
    hharunaga 2014/12/07
    「利益配分の調整役はいるが司令塔がないと著者はいう。なぜなら危険性の責任など誰も負いきれないからだ。…責任主体なき推進複合体から身を引きはがせるのは実は私たち一人ひとりだ」(米田綱路)
  • 「女に参政権与えたのが失敗」差別発言連発!衆院選候補者“女性の敵”ランキング - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    投票日まで一週間に迫った衆議院選挙だが、各党がこぞって掲げているのが“女性のための政策”。しかし、その実態はなんともお粗末なものだ。たとえば、「女性の輝く社会を」というスローガンを掲げた安倍晋三首相だが、先の内閣でその目玉として大臣、党役員に起用した山谷えり子、高市早苗、有村治子、稲田朋美らが女性の活躍の足を引っ張る“反女性”思想の持ち主だったことをサイトが指摘。大きな反響を呼んだ だが、女性大臣に限らず、女性の活躍など露ほども考えていない議員はわんさといる。そこで今回は、衆院選に出馬する議員から“反女性”候補者をピックアップし、ベスト7を発表したい。 “税金投入してまで母親は無理に働かなくていい”…文部科学大臣のトンデモ教育理論 ★1位 下村博文(自民党/東京11区) 先の内閣では文部科学大臣を務め、その知名度から当選は確実とみられる下村氏だが、大臣就任時には「EM菌」「ナノ純銀除染」

    「女に参政権与えたのが失敗」差別発言連発!衆院選候補者“女性の敵”ランキング - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    hharunaga
    hharunaga 2014/12/07
    「“税金投入してまで母親は無理に働かなくていい”…文部科学大臣のトンデモ教育理論 ★1位 下村博文」筆頭に豪華ラインナップw
  • 今週の本棚:斎藤環・評 『重力の虹 上・下』=トマス・ピンチョン著 - 毎日新聞

    hharunaga
    hharunaga 2014/12/07
    “読書に関わるシナプス結合そのものを組み替えられてしまうような、きわめて強烈な経験だった。そう、『重力の虹』は、「文学と脳」の関係性をあらためて問い直すための小説なのだ”
  • 田中康夫旧サイト(~2016年5月) » 15/1月号 憂国呆談 season2 volume54◆ソトコト

    旧サイトについては、こちらよりご覧いただけます。 http://nippon-dream.com/archives/ ご注意:以前に運用しておりました「love-nippon」ドメイン内にある全ての現在のコンテンツと、田中康夫及び既に解党した新党日とはなんら関係ございませんので、ご了承くださいますようお願い致します。

    hharunaga
    hharunaga 2014/12/07
    “増税しても失速しないためのアベノミクス&黒田バズーカだったんでしょ。必ず「勝てる」と豪語した戦争が敗戦で終わったなら、"敗軍の将は語らず"黙って退くもの”