ホワイトカラーの生産性、それが組織として集合体となったときの生産性については、古今東西頭の痛い問題であり、いまだに多くの無駄が放置されている。とりわけ、時間に対する感覚は、個人以上に組織のほうがルーズであり、それが莫大な損失につながっているという。弊誌2013年5月号論文「ドリーム・チームは機能するか」執筆者のひとり、ジェームズ・ルート氏に聞いた。 戦略が実行段階でつまずく4つの理由 ――日本企業の生産性は、他国に比べて低いのでしょうか。 その議論はかれこれ15年以上続いていますね。問題は、製造セクターの生産性の高さに比べて、サービス・セクターの生産性が低いことです。世界でサービス化が進むなか、この懸念がさらに重大なものとなってきたように思います。 ジェームズ・ルート(James Root) ベイン・アンド・カンパニー香港オフィスのパートナー。 25年以上にわたり、日本、アジア、北米、欧州
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